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原爆投下が、ソ連参戦のみならず、天皇陛下による戦争終結への聖断を早めたことに間違いはなかった
http://www.asyura2.com/07/senkyo37/msg/846.html
投稿者 不動明王 日時 2007 年 7 月 07 日 14:06:34: Wge0l2yvbkAIg
 

(回答先: 防衛大臣の発言の波紋に対し、歴史的総括が必須と見る 投稿者 不動明王 日時 2007 年 7 月 05 日 22:21:22)

 想像していた通りに、国民の実に9割もが猛反対している状況を、改めて認識させられた思いだ。敢えて全国民を的にまわしてまでも、挑発・挑戦覚悟で、再度、繰り返しになるが、当方の見解をまとめておこう。

 なお、これは当方の偉大な恩師でもあった仏身として、空を飛ぶこと以外は何でも出来たほど、実に釈尊を超えて歴史的大偉業を達成された聖心先生が、過去、現在、未来と、また前世、現世、来世と、あらゆる事象における真の因果関係を、広大無辺の仏智恵により、宙天より把握されたもので、このご指摘されたことは、実に天上天下唯我独尊とでも言えるほど真理であろうと思われるものでもあった。

 この原爆投下を巡る背景や因果も、極めて歴史的真実であろうと確信するものだ。そしてこれを正しく理解できない以上は、何時までも戦後は終わらず、近視眼的情緒的思考に陥って、思考停止したままで、柔軟な戦略的思考を駆使して、国内外の新たな脅威にも対処できず、国家防衛の基礎も構築できないことになるだろう。

 勿論、聖心先生も「国民が猛反対するであろう」と指摘されていたものだが、どうせ、先生御自身のことでも「真仰(正しい教えや信仰)には、皆が猛反対するであろう」と言われていたから、ある意味では聖心先生の浮上には、避けて通れないことことかと思われる。なお、故大平総理は「信じ難きことを信ずるなかれ」と日記(1980年7月朝日新聞)に残して、聖心先生に反発し嫌悪していたものだ。

● 聖心先生の仏身顛化の歴史的大偉業
http://www4.ocn.ne.jp/~mukzke98/seishinsensei1.html
http://www4.ocn.ne.jp/~mukzke98/seishinsensei2.html

 ところで下記の参考サイトを見ると、如何に原爆投下からソ連参戦、終戦への天皇の聖断と、慌ただしく事件が相次いでいることがよく解る。原爆投下が、終戦への天皇裁断の直接的原因ではなく、原爆や空襲では日本降伏へ何も影響を与えず、直前のソ連参戦であったとする意見があるが、一連の流れで見る限り、何れも関係しているもので、どちらが優先したとかの二者択一の問題ではない。

 原爆投下からソ連軍の参戦に至る急激な事態の変化に、当初軽視していた原爆が、次第に心理的に影響を及ぼしソ連参戦で、終戦への決断が決定的になったと総括できよう。原爆投下や空襲が、対米戦争のみならば、国土が焦土に化してまで戦っていれば良かったが、ソ連参戦で、焦土に化す真の怖さが解ったというもので、原爆投下が当初の軽視・無視とは大きく転換して、最後に天皇の聖断を促したと言えるものだ。

 このソ連参戦も原爆投下を意識して、先陣争いの意向も強かったものと思われる。原爆投下から、ソ連参戦と、そして、天皇陛下による戦争終結への聖断と続く流れを見ると、直接的な原因であろうと、間接的な原因であろうと、終戦への聖断が、遅れれば遅れるほど、ソ連の関与が強まってきて、千度にも何らかの影響があったものと思うのが自然である。

 逆に見れば、米国の原爆投下は、確かに、新型兵器の実験もあり、人種差別の意向も働いたことも容易に想像できるものであり、人類に対する犯罪行為で挑戦の面もあることは確かだが、他方で、米軍から見た軍事戦略的観点では、日本の早期降伏を促し、米軍の多大な損失を防止し、またヤルタ会談でソ連に北方領土割譲などで妥協した反省もあって、ソ連参戦を阻止するために、ソ連に対する牽制の意味もあったように思われる。それ故にソ連が、漁夫の利を得るために、日ソ中立条約を一方的に破棄して参戦を急いだとも言える。

 これらが一連となって推移していくのであるが、矢張り、当方の指摘したように、原爆投下が日本の戦争継続に対する勢いを殺いだことも否めないものだし、ソ連にも、日本の降伏を直感させて、戦争終結後の何らかの権利を確保するべく、参戦を繰り上げた思惑、動向、背景も考えられるというものだ。これはある面では非人道的行為で許し難い面もあろうが、原爆投下という災い転じて、戦争の即時終結に至って、実に日本分断統治の回避という福となす結果に至ったことを指摘するものだ。

 繰り返すが、原爆投下による影響は幾つか考えられるが、結果的には、天皇陛下をして、戦争終結に向けての聖断を促したことは間違いはない。それも天皇陛下だからこそ、国民も従ったと言える。これが一有識者や総理大臣であったとしても、軍部が反対するなどして、すんなりと戦争終結には向かわなかったと思われる。実際、天皇陛下でさえ、軍部内で玉音放送にクーデター騒ぎもあり、下手すれば、中止に追い込まれた可能性もあったぐらいだ。

 なお、ソ連軍には上陸用の舟艇や艦船、そして大型爆撃機などがなかった故に、日本侵攻は有り得なかったという指摘があるが、それは本格的な大規模な侵攻や占領を指しているものであろう。しかし、何も、そのような大規模でなくても、弱体化したところへは、少数の軍隊でも橋頭堡を構築すれば、本格停戦に至った場合に、既成事実を上げて、軍事支配占領することも可能である。

 当方が懸念するのは正にこのことである。即ち、戦争が長引けば、終戦へのタイミングを失ってゲリラ化したり、内乱化したり、またそれに乗じて、米国以外の外国が干渉して、分割要求をすることも充分に有り得るのだ。事実的な軍事侵攻や軍事占領の可能性もさることながら、仮に、そこまで至る可能性もなくても、その一歩手前の僅かな可能性でも、後で多大な要求の下に軍事支配に至ることも充分に有り得るのだ。偶々北海道を例に挙げたが、満州から朝鮮半島を経て侵攻してくることも有り得たのだ。そうすると、38度線が対馬海峡になった可能性もあろう。米軍が38度線で押し返したとするが、それも押し返せない可能性も有り得たのだ。

 欧州戦線でも、ドイツは艦船によるイギリス上陸の可能性こそ無かったが、ロンドン空襲により、戦意喪失の効果が上げようとしたし、戦況が変わっておれば、艦船がなかったとしても、ドイツによるイギリス占領も決して有り得ない話しではないだろう。上陸用の大規模の艦船がないからとか、戦略爆撃機がないから軍事侵攻もなく、占領支配もないというのは、実に近視眼的発想で、危機管理にも欠如した思考でしかない。内乱を引き起こさせて、それに乗じてくる可能性もあるというものだ。

 戦後は、事実上も日本本土攻撃をしていなかった蒋介石の中華民国や、英仏、豪州ですら、日本分割の占領支配を要求をしたくらいだった。もしも、現実に僅かでも本土侵攻して橋頭堡を築かれておれば、連合軍として、米国としても、要求を受け入れざるを得なかったことも充分有り得るのだ。実際、ドイツでは、軍事侵攻していない国も、連合軍として分割統治に加わったではないか。

参考サイト
● 終戦の日
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%82%E6%88%A6%E8%A8%98%E5%BF%B5%E6%97%A5
抄録
 しかし、天皇が御前会議での聖断によってポツダム宣言の受諾を決定し中立国を通して連合国に通告したのが8月10日、ポツダム宣言受諾が確定し受諾の詔勅が発せられたのは8月14日、軍隊への停戦命令が出されたのは8月16日、日本政府が降伏文書に調印したのは9月2日、ソ連との戦闘終結は9月4日であり、その後も降伏命令の届かなかった部隊・兵士や、邦人保護のための自衛にあたった部隊などによる連合国軍との小規模な戦闘は続いた。

● 原爆投下
http://www.netlaputa.ne.jp/~kitsch/ww2/jikoh/genbaku~.htm

抄録
 8月6日の広島投下後、7日付けでパーネル少将、パーソンズ大佐、ファレル将軍が目標選定の変更を進言。具体的に条件を挙げた。条件は、1辺3マイル四方(5km四方)、人口と若干の工業を要した都市、心理的影響のある場所としている。小倉を除く目標は不適切、東京を含めるべき、という意見も添えてあった。
 ソ連は15日参戦予定を繰り上げ、9日に参戦。同日、11日予定だった第2次投下を早めて(天候悪化が予測されたため)、長崎にプルトニウム爆弾が投下された。本来は小倉目標であったが、味方機との会合の失敗、視界不良だった小倉上空での3回の攻撃飛行で燃料を失ったこと、予定時間の超過などが変更の理由だった(この時点で硫黄島帰還は不可能で、沖縄帰還もぎりぎりだったという)。長崎では、1回の確認で投下している。
 10日にも、グアムの合衆国陸軍戦略航空軍司令官発、航空軍司令官宛の電文で、目標選定を再度検討すべきであるとし、東京も含めるようにという意見が添えられていた。また東京核爆撃は18日以降を予定していたという説もある。

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