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(回答先: 防衛大臣の発言の波紋に対し、歴史的総括が必須と見る 投稿者 不動明王 日時 2007 年 7 月 05 日 22:21:22)
日本の敗戦決定について、皆さんは高校でどのように教えられたか、関心があります。
私の高校の先生方は左翼系だったのでしょう。
当時の日本では「本土決戦」「一億総玉砕」で「天皇陛下を護る。」ことが共産党以外の総意
であったわけで、東京等の都市が空襲で焼かれ国民が何十万と焼死しようが、広島・長崎などの
地方都市が原爆で消滅しようが(何十もある都市の一つ二つです。)、国民が飢えに苦しみ多数
の餓死者が出ていようが、ポツダム宣言を受諾して降伏するなどという意思は上層部にも国民に
も全く無かったわけす。国民総てで、おんな子供から老人まで、上陸してくる米兵に特攻をかけ
て殲滅していけばアメリカは必ず諦めて和平に応じてくるはずでした。(ポツダム宣言受諾とは
無条件降伏に等しく、和平ではない。)
ところがソ連の参戦(日ソ不可侵条約の破棄)は想定外だったでしょう。ソ連は国王を抹殺
した共産主義国家であり英米や日本とはまったく異質な国家であったので、日本のもくろみは
狂うことになる。日本国民の殆ど総て(天皇陛下と政府首脳は除く)が玉砕してもソ連が和平
に応じる可能性は低い。ソ連が介入しての終戦では国体の維持は難しい。それだったら、ポツ
ダム宣言受諾という名の日本軍の無条件降伏を受け入れて政府と国体(天皇制)の保持に全力
を注ぐの「一億総玉砕」で「天皇陛下を護る。」ことになるではないか。
ソ連参戦こそが8/15の終戦の決定的理由で、これが無かったら日本の人口が空爆や本土
決戦で1/3に減っても、日本は降伏することはなかったと考えます。だからこそ、戦後、ま
た今でも右翼系の方は「ソ連が裏切ったので日本は負けたのだ、この恨み忘れまじ。」とやっ
ているではないか。
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