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久間防衛相が陳謝・批判受け事実上撤回
久間章生防衛相は1日昼、長崎県島原市内で記者会見し、原爆投下を
「しょうがない」と発言したことについて「被爆者を軽く見ているかのような
印象に取られたとすれば申し訳なかった。これから先は講演で言った
ような話はしない」と陳謝し、発言を事実上撤回した。
同日朝のフジテレビ番組では「そんなような内容(の発言)ではない」として
引責辞任や発言の撤回、訂正を行う考えはないことを強調していたが、
与党幹部から同日午前「私の認識とは違う。誤解を招いたのであれば、
きちんと釈明して、謝罪すべきところは謝罪した方がよい」(中川昭一自民党
政調会長)などと、批判が相次いだのを受け軌道修正したとみられる。
中川氏のほか、公明党の斉藤鉄夫政調会長も1日午前のテレビ朝日番組で
「閣僚としてあってはならない発言だ。もし原爆がしょうがないという文脈で
言ったのであれば、国民の神経を逆なでする話だ」と批判。高木陽介公明党
広報局長も別の番組で「とんでもない発言。例としても不適切だ」と指摘、
何らかのけじめが必要だとの認識を示した。〔共同〕 (12:56)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070701STXKA007701072007.html
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