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http://1katutanuki.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post_fd72.html
「厚生年金保険制度回顧録」に、元厚生省年金課長、花沢武夫が以下のことを書いた結果、どういう事が起こったのだろう。
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この資金があれば一流の銀行だってかなわない。 厚生年金保険基金とか財団とかいうものを作って、その理事長というのは、日銀の総裁ぐらいの力がある。そうすると、厚生省の連中がOBになった時の勤め口に困らない。年金を支給するのは二十年も先のことだから、今のうちに使っても構わない。先行き困るという声もあったが、そんなことは問題ではない。将来みんなに支払うときに金が払えなくなったら賦課式にしてしまえばいいのだから、それに払えなくなったら賦課式にしてしまえばいい。
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花澤武夫が上記のことを書いた結果というよりは、平気で上記のごときことが書けて、出版まで出来る状態が、厚生労働省の役人どもにとっては日常だった結果起きたこととは、何の罪の意識もなく、「国民年金」、「厚生年金」の「積立金」を馬鹿役人共が食い潰す事だった。
「グリーンピア事業」を行なってきた年金資金運用基金は、年金官僚が築き上げた年金利権のうち大きなもののひとつである。理事長をはじめ、77人の年金官僚OBが天下っているこの特殊法人に、これまで年金から、事業資金や運営経費として約39兆9千億円もの資金が流れ込んでいる。この資金は、厚生労働省本体の年間予算の2倍以上に相当し、年金積立金の約25%にあたる。この年金資金運用基金だけで、これまでに約7兆8,600億円もの年金を食いつぶしてきた。厚生労働省本省やその他の天下り先まで含めると、実に約9兆4,000億円の年金が、厚生労働省の役人どもに食い潰されたのである。
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