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(回答先: 安倍内閣はすごい 教育基本法を変え、国民投票法も成立させ、不出来の大臣でも自殺するまで守り抜く(壊れる前に…) 投稿者 gataro 日時 2007 年 6 月 17 日 11:10:13)
http://www.orangeback.net/?p=237 から転載。
2007/6/15
年金問題と社保番号導入
今日の新聞では、「社保番号導入に意欲」の見出しが踊っていて、テレビ番組でも賛成する意見を述べるコメンテーターがいた(たとえば、フジ「とくダネ!」)。
だが、これは問題のすり替えであり、こんな議論をする時期ではない。今は、本来、手にすることができるはずの年金が入っていなかったこと、およびこれから年金で暮らす者もきちんと入るかどうかわからない、いや、それはいちいち社会保険事務所に問い合わせなければ分からない、問い合わせてみたところ記録がなかった、そんなバカな、どうしてくれる、ということが問題なのである。つまり、どうやって100%保証していくかが問われているんだ。今は、このことが中心議題でなければならないはずだ。
あわせて、今回の大混乱は、なぜ起きたのか、どこに問題があったのか、責任はどこにあるのか、明らかにすることだ。「社保番号を統一すれば解決できる」と考えるのは、あまりに単細胞だ。それで済むなら、今の「年金基礎番号」制度に変えたのは、いったい何だったのか。元の制度が複雑だったから今回のような問題が起きたんだというのは、理由にならない。そういうことを十分踏まえて制度を設計していませんでしたとでも言うつもりなのだろうか。そんな「いい加減な仕事をしてました」と言おうものなら、それこそ現内閣はもちろん、共産党以外の全政党・閣僚経験者の責任は必至ではないだろうか。
この社保番号導入論を今、持ち出すのは、「話を逸らす」以外の何ものでもない。この導入論に話の大勢を持っていくことは、責任が自らに及ぶのを「かわす」、官僚を含む歴代の厚生大臣側の狙いが透けて見える。自民にとっても民主にとっても、これ以上責任論をぶつけ合っていたら、選挙にならないからだ。
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