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(回答先: <安倍首相は何をしに来たのかの声>沖縄戦「終結」62周年―政府へ怒り/集団自決 記憶消せぬ 投稿者 gataro 日時 2007 年 6 月 24 日 10:02:09)
以下は「しんぶん赤旗」(6月24日15面)から直接貼り付け。
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自分は祖父が生き抜いた印/式典で自作の詩を朗読/中学2年・匹田君
「壕の外でアメリカ兵の声/『出て来い』と叫んでいる/出て行くと殺される」―。沖縄戦で集団自決のあった慶良間列島・座間味島。23日、沖縄尚学高校付属中学2年の匹田崇一朗(ひきた・そういちろう)君(13)は追悼式で、祖父を主題にした自作の詩「写真の中の少年」を朗読しました。「自分が生きているのは戦争で祖父が生き抜いた印。それを伝えたかった」と語ります。
詩を書いたきっかけは一枚の写真。沖縄戦末期、米兵の呼び掛けで防空壕(ごう)から投降した人たちと一緒に、自分と同じくらいの年ころの祖父がうずくまっていました。
「この人たちはこれからどうなるのだろう」という恐怖感を抱き、この写真をいつか詩にしたいと思うようになりました。その気持ちは「何を見つめているのだろう/何に震えているのだろう」という詩の冒頭につながっています。
温厚な人柄の祖父でしたが、戦争の話になると言葉に詰まり、時には体を震わせて体験を語りました。
その祖父は二年前に他界。匹田君は、祖父から受け継いだ命を「必死で生き抜いてきた少年がいたから/僕がいる/僕はその少年から受け継いだ/命のリレーを大事に絶やすことなく/僕なりに精一杯生きていこう」とカ強くつづりました。
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