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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070531-00000012-gen-ent
「大東亜戦争は自衛のための戦争だった」「一緒に靖国神社に行ってみない?」――。こんなセリフが飛び交う“洗脳アニメ”が、子供向けの教材として教育現場で使われているのをご存じか。
このアニメのタイトルは「誇り」。日本青年会議所が中学生を対象にして作成したもので、これを教材にした学習が、文科省の委託事業「新教育システム開発プログラム」に採用されたのだ。
ストーリーは戦死した青年が現代に現れ、高校生の少女に戦争の歴史を教えていくというもの。その中で繰り広げられる会話にはオドロキだ。
少女「国のために戦って亡くなった人たちって、今の日本を見たらどう思うかな」
青年「かつて、日本は『美しい国』だった。(中略)国のために何かしなくちゃって思えることを、見つけて欲しい」
ほかにも、朝鮮半島や台湾について「愛する自分の国を守りたい、アジアの人々を白人から解放したい。日本の戦いには、いつも、その気持ちが根底にあった気がする」「日本はこれらの国を近代化するために道路を整備したり、学校を建設した」と、戦争を美化した発言が盛りだくさん。
●93もの学校で採用に
この“洗脳DVD”はすでに2000枚以上が各地の青年会議所に配布されていて、中学校の体育館や公民館で上映されている。
この問題を国会で追及した共産党の石井郁子議員が言う。
「2月から6月にかけ、このDVDを使った教育事業が93もの学校で実施、または予定されています。しかも文科省はこのアニメ教育を含め、新教育システム開発プログラムに計15億円もの予算を計上している。DVDを作った日本青年会議所の会頭が文科省のプログラムにかかわる有識者のひとりであることも問題です」
おまけに、青年会議所はこのDVDをマスコミには公表しようとしないから、フザケている。「外部に販売しているものではない」と言うのだが、中学生に見せておきながら一般公開できないのはヘンだ。税金を使っている以上、安倍政権も説明すべきだ。
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