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(回答先: 不徳の至り 【山本恵子の政界夜話】 百鬼夜行か 魑魅魍魎か 政治の世界は 投稿者 愚民党 日時 2007 年 5 月 30 日 20:13:39)
【壮大な復讐】
松岡利勝の死が発表される以前、塩崎官房長官は記者会見で言った。
『農相の臨時代理を検討中』と。
その上でこうも言った。
『松岡大臣の一日も早い回復を願っている』
その言葉が、安倍政権の無慈悲な体質を顕わしている。
自殺を企て、病院に担ぎ込まれた人物の安否が確認できない時間帯なのである。
それにも関わらず、臨時代理云々を平然と口にする。
不気味なほどの冷酷さと言えよう。
こういう場合、普通の政治家なら、発する言葉はただ一つだ。
・・・ご回復を念じるだけだ・・・と。
5月27日、皇太子殿下をお招きしての日本ダービー。
この席にJRAを所轄する農水相の姿はなかった。
その代わり、安倍晋三総理夫妻の姿はあった。
皇太子殿下と総理夫妻の絵姿を国民に見せ、支持率アップの一助にしよう。
それが安倍官邸の思惑であったのだろう。
だが、問題大臣の松岡が席を同じにしては拙い。
安倍の側近衆はその様に考えた。
そこで、松岡にダービー観戦は相ならんとの沙汰を出したのである。
松岡を擁護する振りをしながら、晴れがましい場所への同席を禁ずる。
安倍晋三と側近たちの基本姿勢がそれである。
だからと言って、それが原因で、松岡が自殺をしたかと言えばそうではない。
死なねばならぬ、殺されねばならぬ状況に追い込まれたのだ。
松岡は8通の遺書を残したという。
その一通が安倍晋三宛のもの。
宛名書きは、総理大臣 安倍晋三殿だという。
「様」でなく「殿」を用いた。
松岡の心中が窺える次第ではないか。
遺書の内容を読めば、理由というのも分かるだろうが、安倍が披露するはずもない。
読み終えた瞬間、焼却することだろう。
松岡は死ぬことにより、壮大な復讐を企てたと思える。
犬死にを選択するほど愚か者ではないからだ。
復讐劇の顛末は、日を追う毎に判明するに違いない。
総理という巨大権力に酔いしれた愚鈍人。
その代償の大きさを、安倍晋三は思い知ることだろう。
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