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http://www.asahi.com/politics/update/0525/TKY200705250350.html
クラスター爆弾について、防衛省の田母神俊雄空幕長は25日の定例会見で、「日本は島国で海岸線が長く、クラスター爆弾は防御に有効」と述べ、防衛手段として必要だという考えを示した。
クラスター爆弾は親爆弾の中に多数の子爆弾を含んでおり、不発の子爆弾が地元の市民に被害を及ぼすと指摘されている。自衛隊では現在、航空自衛隊と陸上自衛隊が保有している。
日本では、クラスター爆弾を上陸してくる敵を海岸線で防ぐために使うことが想定されている。田母神空幕長は「クラスター爆弾で被害を受けるのは日本国民。国民が爆弾で被害を受けるか、敵国に日本が占領されるか、どちらかを考えた時、防衛手段を持っておくべきだ」と述べた。
久間防衛相も同日の閣議後会見で、「攻撃されて蹂躙(じゅう・りん)されるか、守り抜いた後で不発弾処理をした方がいいか。今の技術レベルだと、私は後者だと思う」と述べた。
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070525k0000e010062000c.html
クラスター爆弾:「国防の観点から必要」久間防衛相
久間章生防衛相は25日午前の記者会見で、クラスター爆弾の禁止条約作りを目指す「リマ会議」に関連して「日本を守る時にそれに代わるいい武器がない。攻撃されて蹂躙(じゅうりん)されっ放しでいいか、守り抜いて後はその処理をしたらいいか、国民がどちらを取るかだ。私は後者だと思う」と述べ、国防の観点から同爆弾が必要との認識を示した。
防衛相は日本は海岸線が長く水際での防御がしにくい点を強調。「日本は攻撃用に使うことは100%ない」とも語った。
【田所柳子】
毎日新聞 2007年5月25日 12時20分 (最終更新時間 5月25日 12時21分)
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