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(回答先: 原田武夫 「SOX法」について ドイツの「事業承継ファンド」 投稿者 新世紀人 日時 2007 年 5 月 10 日 13:42:54)
私が日本社会で、長い間に亘って付き合ってきたところの「学歴偏重社会」は「創造的頭脳」を枯渇させてしまってきている。
特に団塊の世代以後においては、上昇志向を満たすにはとにかく一流大学を目指して死にもの狂いで勉強をする事が必要で、それは試験に受かる勉強をする事を意味するに至っていたので、「思考する訓練」が欠けた秀才が大量生産されるに至った。彼等の頭脳は豆腐のオカラのようなものである。
これらの非思考的秀才達が大企業幹部や官僚になっていったのだから米国の日本に対する戦略などを見抜けるわけが無いのであった。
その事が、ドイツのように中小企業を守る「ファンド」を自前で造る事が出来なかった理由である。
ところが、最近の30代から40代にかけての高学歴者の中にはかなりの創造的頭脳を持った人物達が人数多く出てきている。
この現象に私は嬉しく思いつつ、意外な展開に驚いても居た。
何故なら教える教授達の思考体質にはそんなに大きな変化が無いであろうと思っていたからだ。何故なら我々の世代以上の人物達が教授・教官であるからだ。彼等の思考体質はよく知っている。
では、何故? と問うた時に意外な答えが浮き上がってきたのだ。
「教えられる学生側の余裕」である。人数が減っているので子供の頃に余裕をもって育ったがゆえに一部の限られた数の学生達は余裕を持って学問に向かう事が出来たのではないか?
であれば、今後の少子化社会においても少数ではあっても、ずば抜けた指導性をもった創造的頭脳を持った者達が育つ可能性はある。
少なすぎる事は良くないが、多すぎても互いの能力を枯渇させる競争を招くので良くない。
少子化社会にも危機を脱する種子は秘められている可能性はある。やはり人類は不滅であるようだ。
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