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□「党首力ゼロ」と党内からも批判され始めた小沢代表 [リベラルタイム]
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20070509-02-1201.html
2007年5月9日
「党首力ゼロ」と党内からも批判され始めた小沢代表
いま、『党首力』が問われている!?
それは民主党代表の小沢一郎党首のことで、政界では与野党を問わず、『最近は小沢の姿が全く見えない』ことが話題の中心になることがしばしばだ。
安倍晋三首相の世論の支持率が、ここへ来てようやく下げ止まり、回復の兆しが見えているのに対して、民主党は支持率の下落が続いている。
四月八日投開票の知事選では、全体に現職が強さを発揮して大きな波乱はなかったものの、最大の焦点だった東京都では、自民・公明与党が支持した石原慎太郎現東京都知事が、民主党等の野党が支援した浅野史郎前宮城県知事に百十万票以上の大差で圧勝した。
こうした一連の流れについて自民党幹部の一人は、
「安倍内閣も石原知事も大きなピンチをしのいだ。最大の要因は、民主党の力不足、存在感の薄さにあるのではないか。とりわけ小沢党首が全く存在感を発揮していない」
と“敵失”に助けられているといわんばかりに分析して見せた。
これに呼応するように政府・与党サイドからは「参議院選挙は楽観できないが、政局全体ではホッと一息ついた。民主党サマサマ、小沢サマサマという感じ」との見方が相次いだ。
そして小沢代表が国会の衆院本会議をほとんど欠席している上に、党首討論にも一切応じないで、統一地方選と参院選対策ということで連日、地方行脚していることについて、政府・与党サイドは「国会軽視も甚だしい。議員としての職責を果たしていない」と、小沢代表への批判、攻勢を強めている。
いわば『党首力』を浮き彫りにする作戦に乗り出した。
これに対して民主党内では「道府県議選、政令指定市議選では、都市部を中心に民主党が躍進、参院選や次の総選挙に向けた足掛かりができた」と強気の反応がある一方で、『党首力』については中堅・若手の間で急速に危機感が高まっているのが実情だ。
特に国民投票法案について、与野党(自民・公明・民主)が合意寸前まで協議が進んでいたものの、土壇場で「参院選の野党共闘(民主・共産・社民・国民新党)を最優先する」との小沢代表の“ツルの一声”で反対に転じたことで「小沢さんの独裁的な手法にはついて行けない。我々の我慢も限界に近い」との悲鳴に近い不満の声が一斉に上がった。
こうした声は『参院選までは』と半ば“封印”されているものの、最近開かれた党内でも有力な中堅・若手の会合では、小沢代表に対する不満が噴出した。
まず『顔が見えない。姿が見えない。存在感がない』ことを認めざるを得ない状況に批判が集中したが、ある有力な中堅議員からは「選挙のやり方は企業・業界頼みの『古い自民党』、政策や国会対策では何でも反対の『古い社会党』、これでは五五年体制下の古い政党だ」との声まで飛び出した。
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