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http://www.kiyomi.gr.jp/blog/2007/05/21-1288.html
5月20日、新宿のカタログハウスで行われた公開討論会「憲法改正手続法と国民主権を考える」に出席しました。
国民投票法の成立後、あらためていつもの憲法特の委員たち、船田議員、赤松議員、枝野議員、笠井議員、そして中山委員長が顔を合わせました。そこに小林節慶応大教授と杉田敦法政大学教授、主催者でもある今井一さんが加わりました。
会場には衆議院法制局や委員部の面々、各社の新聞記者、日弁連の弁護士さんたち、そして最後まで頑張って審議の動向を国会の外に伝え続けてくださった猿田弁護士など、本当にいつものメンバーが大集合。
法案が成立したけどこれからが「みんなで闘う」勝負どころだ。「通」の質問が出される。内閣には改正案の提案権があるのか、これからの3年間は何をするのか、国民投票には賛成して住民投票にはなんで反対するのかなどなど。
法案の審議を通じてはっきりしたのは『立憲主義』が危機にあるということ。杉田さんの言葉を借りれば民主主義と立憲主義は同じじゃない。憲法改正を国民投票にかけるという行為は猛獣を檻から出すようなもの。それくらい怖いし、慎重にやらなければならない。
小林さんは、舌鋒鋭く自民党の新憲法草案を批判。このシンポジウムであらためてはっきりしたことだが、「改憲派」の論客である小林さんと私には、重要な共通点がある。それは、立憲主義の尊重、「尊憲」である。その上で、今の憲法を変えたほうがいいか、変える必要がないか、と道が分かれているのだ。だから、きちっとした議論ができる。
小林さんの言葉を忘れてはならない。
「護憲を訴える人たちに言いたい。憲法を守ろうじゃなくて憲法を権力者に守らせようだよ」
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