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□城尾容疑者 市の対応逆恨みか 賠償交渉、融資制度に不満 [西日本新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070418-00000023-nnp-l42
城尾容疑者 市の対応逆恨みか 賠償交渉、融資制度に不満
4月18日17時6分配信 西日本新聞
市長の命を奪う凶行に駆り立てた動機は何だったのか‐。伊藤一長・長崎市長射殺事件で逮捕された城尾哲弥容疑者(59)は4年前に市道で乗用車事故を起こし、市職員に執拗(しつよう)な抗議や賠償要求を繰り返していた。当時、対応した市幹部は「人を殺すような行為に及ぶとは思いもよらなかった」と驚くが、城尾容疑者を知る関係者からは「市の対応に不満を募らせ、市長に逆恨みをしたのではないか」との指摘も出ている。
18日未明に記者会見した同市の池田敏明・企画部理事(前道路維持課長)らによると、城尾容疑者は2003年2月、市道工事現場で乗用車を破損。市は損害賠償を求める城尾容疑者と業者の交渉を仲裁した。
交渉で城尾容疑者は要求額を最終的に二百数十万円につり上げた。面会、電話それぞれ30回以上に及んだ交渉は平行線となり、城尾容疑者が時折声を荒らげる場面もあった。市は長崎署に相談し、05年1月、「不当要求に当たる」として市側が交渉を打ち切ったため、城尾容疑者は姿を見せなくなったという。
池田理事は「城尾容疑者が市長に面会を求めることはなかった。それから2年間、何の音さたもなく、いきなりあんな犯行に及ぶなんて考えられない」と首をひねる。
当時、城尾容疑者から相談を持ち掛けられた松尾千秋弁護士(長崎市)によると、城尾容疑者は数年前に知人が経営する建設会社に対し、市の融資制度が適用できなかったことにも不満を漏らしていたという。
「(城尾容疑者は)強情な人間だった。市職員の対応の悪さを、トップに自分が認めてもらえないと解釈し、市長を逆恨みした可能性もある。自分の言っていることが正しい、命懸けでもやるという虚勢を示したかったのでは」。松尾弁護士は事件の背景をそう見ている。
=2007/04/18付 西日本新聞夕刊=
最終更新:4月18日17時6分
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