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(回答先: エリツィン前大統領、露正教で国葬 各国から要人参列 日本は大使のみ(産経新聞) 投稿者 rand 日時 2007 年 4 月 26 日 04:40:31)
「エリツィン前大統領国葬、海外要人も参列
2007.04.26
Web posted at: 09:54 JST
- CNN/AP/REUTERS
モスクワ──23日に76歳で死去したロシアのエリツィン前大統領の葬儀が25日午後、当地のキリスト救世主聖堂で行われた。ロシア指導者の葬儀が教会で営まれたのは100年ぶり。参列した国内外の指導者は、ソ連崩壊後の国政を担ったエリツィン氏に最後の別れを告げた。
葬儀にはロシアのプーチン大統領夫妻とカシヤノフ前首相夫妻に加えて、米国から故人と親しかったクリントン前大統領と、現職ブッシュ大統領の父であるブッシュ元大統領が参列。英国のメージャー前首相とアンドルー王子、ポーランドのワレサ元大統領など、各国要人の姿が見られた。
葬儀は国内テレビ各局によって中継されたが、プライバシーの保護を求める遺族の希望に基き、最後の場面は放送されなかった。
エリツィン氏の遺体は赤の広場ではなく、劇作家や作曲家、映画監督など文化人が眠るモスクワ川沿いのノボデビッチ修道院墓地に埋葬された。 」
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200704260004.html
「北方領土の解決に意欲 エリツィン氏死去 2007年04月24日02時18分
ロシアのエリツィン前大統領の死去が23日夜、伝えられた。ソ連崩壊後のロシアを率い、来日時には北方領土問題の解決に意欲を示すなど豪快なリーダーだった。日本国内でもゆかりある人々がその死を悼んだ。
「国家の罠(わな)」などの著者で外務省元主任分析官の佐藤優さんは、北方領土問題の外交交渉の席などで何度もエリツィン氏と面会したという。
「彼は本気でソ連の共産全体主義を崩壊させ、自由な社会をつくろうとしたが、国民に幸福をもたらすことはできなかった。彼自身それに悩んでいた。人間味のある誠実な人だった。北方領土問題でも一時期、本気で解決しようと考えていた。めったに外国首脳をほめない彼が、当時の橋本龍太郎首相を『頭のいい男だ』と言っていたのが印象的だった」と語る。
93〜96年まで駐ロ大使を務めた日本国際交流センター・シニアフェローの渡辺幸治さん(73)は、大使着任のあいさつでクレムリンを訪れた際にエリツィン氏と面会した。「言葉を交わす時間はなかったが、堂々たる態度に圧倒された」
96年の大統領選挙では、レセプションで医者に止められていたウオツカを飲み始めるのを目撃し、はらはらした。「熊のように大きく、ウオツカが好きで喜怒哀楽が激しく、極めてロシア人ぽい男だった。ソ連を破壊することは、彼でなくてはできなかった」
ロシア極東国立総合大函館校教授の恩田久雄さんは96年の大統領選で、国際監視団の一員としてエリツィン氏が投票する場面に行き会わせた。投票に時間がかかり、バツが悪そうな照れ笑いをしたのが魅力的だったという。「ロシア語で『おやじのゲンコツ』といわれる典型的な頑固オヤジ。今は政治的影響力もなくなっているが、ロシア人の間では人気が続いている。一つの時代が終わった」と話した。
木村汎・北海道大学名誉教授はエリツィン氏が90年に来日した際、札幌市で開かれた討論会で対面した。同氏が説く「北方領土5段階返還論」に反論したところ、同氏は激怒。「レセプションには出ない」と通訳には伝えたが、結局出席した。「ただ、その場では一言も会話しなかった。子どもっぽいけれども、逆に人間的だなあと感じた」
大阪のロシア総領事館を囲むサロンを世話していた岩本泰昌さん(64)は「交流したロシア人たちは『もう社会主義には戻りたくない』とエリツィンさんの改革に期待していた。外国企業に食い物にされているようにも見えたが、それでもロシアの民主化のきっかけをつくったのは、だれにもまねの出来ない偉業だったと思う」と話した。
エリツィン氏と「ボリス・リュウ」の関係を築いた故・橋本元首相。その橋本内閣で官房副長官を務めた額賀福志郎・衆院議員(自民党)は、97年11月のクラスノヤルスク会談の少人数会合の場面が忘れられない。
「エリツィン氏は、北方領土問題で『私が決断すれば何でもできる』と言った。『本当ですか』と尋ねると、『私はロシア史上、初めて国民投票で選ばれた大統領だ。私の判断することは国民の判断だ』と答えた。これを聞いて、大統領が決断さえしてくれれば北方領土の解決もあり得ると思った。彼の健康さえすぐれていれば、歴史は変わっていたかもしれないという思いは今もある」
橋本首相の秘書官だった江田憲司・衆院議員も「エリツィン氏は『ハシモトは話せる』と言い、橋本氏も対ロ3原則やユーラシア外交というメッセージを出した。歴代の首相で最も領土問題の解決に近づいた。双方の役者が退場したのは非常に残念だ」と振り返った。 」
http://www.asahi.com/international/update/0424/TKY200704230308.html
確かにもっとも関わりの深かった橋本元総理は故人ですし、細川、村山元首相は政界を引退しています。しかし、いくらなんでも誰も行かないという話は無いと思うのですが(駐露大使なら最初からいるわけですから)。上記の朝日の記事に名前の挙がっている額賀氏や江田氏でも良かっただろうし。「商用便の都合がつかなかった」という塩崎官房長官の「言い訳」も額面どおりには受け取れません。やはり、安倍内閣はあえて「誰も行かせない」という選択をしたという事なのでしょう。
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