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(回答先: 「日共系heart」という口汚いデマを繰り返し流すクエスチョンに対し、怒りに震えずにはいられない。 投稿者 heart 日時 2007 年 3 月 17 日 22:14:22)
http://lin-fc3.dyndns.org/top/cgi/archives/2007/03/post_55.html から転載。
2007年03月12日
浅野支持者は吉田氏批判ばかりしていないか?
ある掲示板(阿修羅)の書き込みをそのままブログに引用して記事を書いている浅野氏支持を強烈に訴えるブログを見た。
そこでは、吉田氏支持の投稿者に対して『吉田を支持する一方で浅野さんの中傷をやっている』として『もっと石原慎太郎を叩いたらどうだ』などと評している。
では、このブログ主も含め、取り上げている掲示板で浅野氏支持者は、吉田氏とその支持者に対してどんな姿勢をとっているのか?
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3月17日追記
■吉田万三の「都政改革プラン」
<<3つの転換と6つの重点政策>>
【憲法を都政にいかし、税金のムダづかいをやめて、くらし・福祉最優先の東京をめざします】
http://www.manzo-y.jp/pledge/070214_plan.htm
上のリンクは、吉田万三さんの政策です。
具体性において、他の候補予定者と比較して抜きん出ていると言えます。
特に憲法についての言及は、他の反石原を唱える候補予定者にはないものがあり、最後の選択の重要なポイントになることは確実と思われます。
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まず、このブログ主本人の投稿
『障害者の熱烈な「浅野さんがんばれ」の声を聞いた後、日共系heartの口汚い中傷を読むと怒りに震えずにはいられない。』
■要約
○ある障害者が厚生省時代の浅野氏との初めて面談した際に好印象を持ったこと、浅野氏への応援を表明したことが書かれている。
その後掲示板に投稿された、有島実篤氏のという人物の投稿記事が引用されている。
『絶対支持ではないけれど浅野でもいいと思う訳』
■要約
○浅野氏の宮城県知事時代の福祉政策の後退したする報道が不正確か間違いだと主張。
○浅野氏が厚生省官僚だったので考えが厚生省よりなのは当然。
○浅野氏の北海道庁での福祉課長時代に築いた身体障害者団体との絆から固い支持がある。そのことも彼の人柄を知る要素だ。
○金をばら撒くのが良い福祉行政だと思ったら大きな間違い。
次も掲示板に投稿されたスパイラルドラゴン氏の記事の引用
『Re: 絶対支持ではないけれど浅野でもいいと思う訳』
■要約
○共産党が浅野氏を攻撃するのは、浅野氏が知事になると共産党が行ってきた「福祉」に名を借りた「寄生」の実態がばれるからだ。
○東京都の情報公開条例が適用されるようになり市民オンブズマンによる情報公開請求がし易くなる。
この1点だけでも東京都の有権者は浅野氏を支援するべきだ。
続いて再度有島実篤氏のという人物の投稿記事の引用
『石原はダメだけど共産党でもダメな訳』
■要約
○石原を倒せるなら、浅野での黒川でも良い。
○共産党の吉田は勝てないからだめ。
○全てを敵に回して勝てるはずがない。それで勝つのは革命の時だけ。
○革命以前にやることは、全て同じに見える敵の中の矛盾を突き、多少の違いに目をつむって自らの陣地を拡大すること。
○今の共産党は逆のことをしているので絶対に勝てない。敵失で勝っても全党を敵に回しては混乱を招く。
だから共産党・吉田は支持しない。
さて、上記の記事の中で、石原知事への批判がどれだけあっただろうか?
80パーセントが吉田氏と共産党への批判だ。
『もっと石原慎太郎を叩いたらどうだ』という言葉はこのブログ主にこそふさわしいだろう。
記事内容についても見てみよう。
【有島実篤氏の掲示板書き込み】
浅野氏の宮城県知事時代の福祉行政後退については後のエントリーで書くとする。
『金をばら撒くのが良い福祉行政だと思ったら大きな間違い』
では市民サービスを削るのが良い福祉行政なのか?という疑問が湧いてくる。
東京都ではこの「削り」が次々と行われてきた。
詳しく書かれていないので断定はしないが、有島氏の主張にはここ十年来「行政改革」という一見聞こえの良いスローガンで進められた事実上の「福祉切り捨て」への共感が垣間見える。
『石原を倒せるなら、浅野での黒川でも良い』
『共産党の吉田は勝てないからだめ』
実はこの論理一見現実的だが、結果を重視するはずの現実派の願いとは逆の結果をもたらす可能性がある。
このことはこれまでのエントリーでも書いているのでここでは書かないが、具体的な例として無党派候補として当選した滋賀県の嘉田知事の例を挙げよう。
知事選で嘉田候補は公約として新幹線新駅の工事凍結を訴えて当選したが、工事費の削減への同意があれば工事推進へ方針を変える可能性を否定していない。
特集 嘉田滋賀県政(京都新聞)
「新駅工事費削減案 合意なら推進への転換も」
選挙戦最大の争点で公約の一番に掲げていたことが覆されてしまうかも知れないのだ。
支持する候補者が当選した後にどんな都政をするのかを考えもせずに『A氏でなければ誰でもいい』なんてあまりに無責任だ。
浅野氏が「基本的に石原都政を引き継ぐ」と言っていることをなぜ取り上げないのか?
「石原以外なら誰でもいい」という浅野支持者にはぜひこのことを説明して欲しい。
『全てを敵に回して勝てるはずがない。それで勝つのは革命の時だけ。』
『全て同じに見える敵の中の矛盾を突き、多少の違いに目をつむって自らの陣地を拡大すること』
『敵失で勝っても全党を敵に回しては混乱を招く』
いわゆる「敵」との違いに目をつむり自らの陣地を拡大できたとして、その後にくる矛盾に目がいっているのだろうか。
上の嘉田滋賀県知事の例を挙げるまでもなく、矛盾は陣地内に取り込んだ最大勢力の思惑通りに進むことになるのは明らか。
「革命」はある日突然起きるものではない。
「革命」が起きるまでには革命に賛同する人を獲得していく過程があるのであって、その過程の努力もなしにその時の勝負にこだわるのは敗北主義ではないのか、と言いたい。
あと、共産党だけが与党の自治体で混乱なく行政が行われている例はある。
●東京都狛江市
●大阪府東大阪市
どちらも共産党推薦候補ととその他の政党推薦候補との激しい選挙戦を戦った末に共産党が勝利した自治体だ。
全党を敵に回しても、市民の支持があれば反対党派の希望する「混乱」など起きない。
【スパイラルドラゴン氏の掲示板書き込み】
『共産党が浅野氏を攻撃するのは、浅野氏が知事になると共産党が行ってきた「福祉」に名を借りた「寄生」の実態がばれるから』
「福祉」に名を借りた「寄生」とは何か?
共産党が与党だった美濃部知事時代のことであるならもう少しきちんと説明して欲しい。
美濃部知事時代に行われた福祉行政を一つ一つ切り捨てていったのは一体誰なのか?
そして、その自民党都政の実行者とそれを基本的に継承するを公言する候補者が、反石原を標榜する人々にとって支持するに値するのかを真剣に考えるべきだろう。
いずれにしても、”反石原”を”別の言葉に言語変換にするような誘導にまどわされることなく、自身が最善とする候補者が勝利することに傾注すべきだろう。
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