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(回答先: 君が代のピアノ伴奏命じた校長の命令は合憲 最高裁判決(朝日)【藤田宙靖裁判官は反対意見】 投稿者 heart 日時 2007 年 2 月 28 日 00:43:20)
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/b9613c09d296307ab68f7bb0af0dd095 から転載。
誰のための卒業式なのか〜君が代斉唱自体への疑問はないのか?
2007-02-28 06:30:08
朝日新聞によると、【東京都日野市立小学校の99年の入学式で「君が代」のピアノ伴奏をしなかったとして戒告処分を受けた女性音楽教諭が、都教育委員会を相手に処分取り消しを求めた訴訟の上告審判決が27日、あった。最高裁第三小法廷(那須弘平裁判長)は「伴奏を命じた校長の職務命令は、思想・良心の自由を保障する憲法19条に反しない」との初判断を示し、教諭の上告を棄却した】という。
やっぱり納得できないなぁ…。なぜ、卒業式で君が代を斉唱しないといけないのか?少なくとも生徒に卒業式で歌いたい歌は何かってアンケートをとると、違う歌が選ばれるだろう。親はどうか?これもまた違うだろう。教師?いいや、教師も違う歌だろう。
卒業式で君が代を歌うことを強制することで得をしているのはだれだろうか?そう考えると、卒業式で君が代を斉唱を強制すること自体の問題性に気づかざるを得ない。
【第三小法廷は、伴奏命令は(1)「君が代が過去の日本のアジア侵略と結びついている」とする教諭の歴史観・世界観自体を否定しない(2)特定の思想を持つことを強制・禁止したり特定の思想の有無の告白を強要したりするものではないと述べた。命令当時、君が代斉唱が広く行われていた▽憲法は公務員は全体の奉仕者と定めており、地方公務員は法令や職務命令に従わなければならない立場にある、とも指摘した】(上記朝日)というが、法令や職務命令自体に問題がある場合、最後の砦が裁判所であるはずだ。
わずか1人だが、【藤田裁判官は「君が代斉唱の強制自体に強く反対する信念を抱く者に、公的儀式での斉唱への協力を強制することが、当人の信念そのものへの直接的抑圧となることは明白だ」として、審理を高裁に差し戻すべきだと述べた】という。多数意見とどちらが説得力があるかは明白ではないだろうか。
卒業式には歌いたい歌を!
(以下略)
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