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金正日ちゃんは笑いが止まらないだろう。毎日のように祝杯を上げていても不思議ではなかろう。
6ヶ国協議最大の勝利者になれたからだ。
「拉致」を認めて小泉を呼びよせて国交回復を働きかけた。これで海老を釣った訳だ。
それで慌てて怒った鯛のブッシュが海老を追っかけてきた訳だ。
そして釣り師はこの鯛をも釣り上げてしまった訳だ。
釣り師正日はおもわず「マンセー(万歳)」と叫んだに違いない。
しかし、日本国民としては拉致された人達を早く帰してもらいたいものだが、朝鮮半島に平和が訪れた事は喜ばしい事だ。この意味で米朝和解を率直に祝いたい思いである。
今後しばらくの間、日本の政治は、かつての米中和解の後を追った田中角栄首相の様な動きの出来る政治家を持つ事は出来ないだろう。従って取り残される他は無い。
金正日の呼びかけに応える事の出来る政治家は田中角栄クラスの人物でなければならなかった筈だ。小泉ではお話にならない。中身がまるで無いのだからお話にならない。安倍は更に問題をややこしくしてしまった。政治路線としては破産しているのである。それが正直に支持率の逆転として表れているのだ。国民のカンは確かなのである。
安倍では埒はあきません。自民党ではあきません。
このままでは、属国日本は世界中から馬鹿にされるだろう。
日本国民を救うのは有権者としての国民自身でしかない。
泥棒に政治権力を盗られない様、お笑い芸人に政治権力を盗られない様、自ら政治武装して防衛する他無い筈だ。
http://asyura2.com/07/senkyo31/msg/132.html
日本人は北朝鮮の政治行動を「厄介で面倒なもの」と"誤解"している。
北朝鮮の政治行動は、そのような低レベルの精神状態にはない。
大変な誤解なのである。
6ヶ国協議の最大の勝利者は金正日政権であると言って良いだろう。
一発の砲撃もすることなく、一兵も動かすことなく、
米国の宥和策を勝ち取ったからである。
要するに、経済開放国家に模様替えをしたいのだが、米国の敵視策が邪魔になっていたのである。
コイズミ政権に声をかけ、日・朝国交回復の動きを図る事により、
「米国をおびき出す事に成功した」のである。
小泉政権が利口であれば、そして日本人が利口であれば、
「拉致を認めた北朝鮮の"誠意"」を理解してそれを重んじ、米・朝宥和の「橋渡し役」を十分に果たしきる事が出来た筈だ。
小泉にはその様な力量は無い。そして米国は"怒った"。それをみて金正日政権は「シメタ」と思ったはずだ。「米国はかかった」と思ったはずだ。
その後は、イラク戦争の推移や北京オリンピックの到来などの国際情勢を睨みながら、国際情勢が自らに有利な環境に在る事を認識しつつ6ヶ国協議の最大の勝利者の地位を勝ち取ったのである。
問題は、「核武装」ではなく、「戦略的政治力量」なのだ。
北朝鮮は核武装をちらつかせて厄介をかけたのではなく、面倒を起こしたのではない。
日本は自分で彼らのそして米国の宣伝に勝手に負けただけの事である。
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