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(回答先: 飛行場の配置判明 防衛省が計画図作成「琉球新報」 2/25 投稿者 Kotetu 日時 2007 年 2 月 25 日 19:46:07)
http://www.asyura2.com/bigdata/up1/source/3707.jpg
政府案と名護市案の騒音データ比較
「騒音大差ない」防衛省が比較資料 普天間移設
【名護】米軍普天間飛行場の移設問題で、名護市のキャンプ・シュワブ沿岸部にV字形滑走路を造る政府案と、沖合へ移動させた名護市案を比較検討する資料を防衛省が作成していたことが22日、分かった。琉球新報社が入手した比較検討資料では、周辺地形図や試験飛行時の騒音データを示して「海側への移動で騒音は軽減されない」と指摘するほか、名護市案では藻場の喪失面積が2倍に増えることや、常時立入制限区域から大幅にはみ出すことで「実行可能性に疑問」とし、政府案の優位性を強調する内容となっている。昨年4月の名護市など地元との基本合意とその後の日米交渉の経緯を挙げて「変更は至難の業」と結論付けている。
比較検討資料について、名護市側は「危険性への疑問に一切答えておらず、データを都合よく利用しただけだ。到底納得できない」(幹部)と反発している。
資料では、代替施設から辺野古集落にかけた地形断面図を図示。政府案の場合は、代替施設と辺野古地区の間にある標高30メートル程度の2つの尾根が騒音をさえぎると主張。沖合に出せば、海から直接音が伝わるとして「駐機場におけるホバリング(空中停止)時の騒音は政府案の方が低い」としている。
さらに、2001年に実施した試験飛行時のデータを基に、集落に最も近づくヘリ着陸進入時の騒音を比較。最大値で、政府案は80―83デシベル、名護市案は82―83デシベルと予測し「大きな差はない」としている。
自然環境への影響では、藻場の喪失面積が政府案の22ヘクタールから名護市案では約45ヘクタールに増大し、埋め立て総面積も約150ヘクタールから10ヘクタール増の160ヘクタールになる。沖合に浮かぶ長島が常時立入制限区域(第1区域)、平島が小規模漁業を除く常時立入制限区域(第2区域)となり、影響が大きいとしている。
名護市案では、常時立入制限区域から大幅にはみ出すことを挙げ、「反対する人々の抵抗に有効に対処できず」とし、実行可能性に疑問符を付けた。
今月16日に名護市役所で島袋吉和市長と会談した防衛施設庁の渡部厚施設部長は、この比較検討資料を示して「修正は困難」と説明。危険性や騒音問題を挙げて沖合への修正を求める名護市側は強く反発し、協議は平行線をたどった。
(2/23 9:43)
「琉球新報」2/23
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-21542-storytopic-3.html
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