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http://outlaws.air-nifty.com/news/2007/02/post_b818.html
安倍晋三首相と中川秀直自民党幹事長の間がぬきさしならぬ状況になってきた。2人の関係は、中川が昨年秋の総裁選にあたり、森喜朗から安倍についたことで一時、友好的だった。しかし、安倍が組閣前に、麻生太郎を幹事長に起用し、中川は閣僚に就任させるというプランを内々に示したことで決定的≠ニなった。
「中川は閣僚に起用された場合、必ずスキャンダルが勃発し、再び政治生命を失う。それが分かっているのに、『俺を閣僚にしたいのか』と怒った」(事情通)という。
怒った中川は森に硬軟とりまぜた説得をおこない、結局、安倍・森ラインが折れた経緯がある。こうして晴れて、幹事長に就任した中川は、政調会長も兼ねたつもりで07年度予算案を仕切ったが、これが中川と官邸の対立を招く結果となる。官邸サイドは、意識的に安倍・中川会談の時間を激減させ、さらに閣僚との接触も出来る限り少なくなるようにしている。つまり、中川外し≠フ構図が出現してきたのだ。
これに気づいた中川は、二階俊博、古賀誠らとの結束を固める一方、あからさまな反撃に出た。例えば、「閣議の席で総理が入室しても起立しなかったり、私語をやめない閣僚がいる」などの発言は、安倍のリーダーシップ欠如∞尊敬されない総理像≠意図的に浮かび上がらせようとしたものだ。
この他にも、「中川は夜毎の会合で、『安倍は20年前に癌を患っている』『明恵夫人との仲は本当はよくない』と話している」(事情通)という。ここまで、安倍と中川の対立が激化しているのは、「宿命的な要因」(同)との指摘もある。
ただ、このままでは政権与党内の不和から4月の統一地方選・補選、7月の参院選とも自民党は大敗する可能性がある。「陰で誰か(2人の間を)仲介してくれる人がいないものか」(自民党幹部)というのが、昨今の永田町の水面下における懸案事項≠ネのである(敬称略)。
【文・松島宣仁】
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