★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK31 > 221.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: <ヤマハ発動機>幹部ら3人逮捕…ヘリ不正輸出の疑い 【毎日新聞】 投稿者 たけ(tk) 日時 2007 年 2 月 25 日 02:05:21)
> 輸出貿易管理令(05年1月改正)では、液体を噴霧できるよう設計され、燃料のほかに液体など20リットル以上を載せて運べる無人航空機で、(1)自律的な飛行制御及び航空能力を有する(2)視認できる範囲を超えて人が飛行制御できる機能を有する−−のいずれかに該当する場合、輸出に許可が義務づけられている。
> 「RMAX L181」は高度150メートルまで飛行でき、リモコンから手を離せば自動的にホバリングして下りてくる機能がある。捜査本部は同機が(1)、(2)両方の規制対象にあたると判断した。
(1)自律的な飛行制御及び航空能力を有する・・「リモコンから手を離せば自動的にホバリングして下りてくる機能」を「自律的な飛行制御及び航空能力」と見るには無理がある。「リモコンから手を離せば自動的にホバリングして下りてくる機能」は墜落防止装置であっても、飛行能力とはいえない。
(2)視認できる範囲を超えて人が飛行制御できる機能を有する・・この要件は、コンピュータによるプログラム操縦か、カメラによるリモコン操縦が可能だという趣旨だろう。おそらく警察は、電波は視認できる範囲を超えて届くから「視認できる範囲を超えて人が飛行制御できる機能を有する」という判断をしたのではないか? しかし、どんな場合でも「電波は視認できる範囲を超えて届く」だろう。とするなら、「液体を噴霧できるよう設計され、燃料のほかに液体など20リットル以上を載せて運べる無人航空機」はすべて該当することになり、「視認できる範囲を超えて人が飛行制御できる機能を有する」は無意味な要件となってしまう。
* 報道ではプログラム操縦もカメラによるリモコン操縦もできないとは書いていないので、そういう機能がないとは断定できないが、おそらく、そういう機能が無いから書いてないのだろう。
したがって、警察の見解には無理がある。
おそらく、警察の発想としては「中国メディアはBVEがヤマ発のヘリを参考に独自に無人ヘリを開発したと報道」したから、軍事転用が可能であるから、逮捕しなければならない、という発想だろう。
しかし、警察が、法律の要件を越えて、法律を恣意的に解釈して、警察権を行使したのでは、法治国家とはいえない。
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK31掲示板
フォローアップ: