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(回答先: 選挙:陸前高田市長選 中里氏が当選 有権者、市政の継続選ぶ /岩手(毎日新聞) 投稿者 スタン反戦 日時 2007 年 2 月 05 日 12:27:22)
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任期満了に伴う陸前高田市長選は四日、市内二十八カ所で投票が行われ、即日開票の結果、現職の中里長門氏(60)が、新人で前県議の吉田昭彦氏(64)を約二千五百票の差で破り、再選を果たした。一期四年の実績をもとに「市民の目線に立ったまちづくりの継続を」と訴えた中里氏は、草の根運動で支持を広げて競り合いから抜け出し、激戦を制した。「市政刷新」を掲げ、活力あるまちづくりの実現などを訴えた吉田氏は、市政に変化を求める市民層への浸透や現職批判票の結集を図り、中里氏に迫ったが及ばなかった。投票率は82・73%で、前回選を0・06ポイント下回った。
今市長選は、昭和三十年の市制施行から数えて通算十四回目。午前七時からの投票は午後七時で締め切られ、同八時十五分から高田町の市民体育館で即日開票された。
会場には中里、吉田両陣営の運動員ら関係者が多数詰めかけ、緊張した雰囲気の中で開票作業を見守った。
午後九時十分の選管中間発表は、開票率44%で両氏とも三千八百票と横一線。十分後、開票率85・6%で中里氏八千四百票、吉田氏六千四百票と発表され、中里氏の再選が確実となった。
当選した中里氏は、昨年の九月議会で再選出馬に意欲を示し、十月に正式に表明した。市民団体の「あたらしい陸前高田市をつくる市民の声」が中心となって運動を展開。自民党系中心の市民クラブと共産党会派に所属する市議七人の支援を受け、選挙態勢を整えた。
七日間の短期決戦では、タラソテラピー建設中止や市独自の福祉施策など一期四年の実績と、市民生活を重視した市政の継続を強調。地元資源を生かした産業振興と財政再建による足腰の強いまちづくりを訴え、党派を超えた草の根活動で市内全域に支持を拡大した。
前哨戦は、吉田陣営の組織力に守勢に回ったが、告示後に運動母体の「市民の声」と陸前高田民主商工会の会員らが連動し、支持票固めに総力を挙げ、街頭活動やチラシ配布などきめ細かい活動で市政の継続を支持する市民層に広く浸透。とくに高田町や広田町の大票田で浮動票を取り込み、吉田氏の追撃を振り切った。
一方、吉田氏は十月に出馬表明。民主党の黄川田徹衆院議員の後援会を中心に、自身の後援会や菅野俊吾前市長の後援会の三派連合で組織戦を展開。若手有志らによる「結の会」や女性部、青年部などと連動し、終盤まで競り合いに持ち込んだ。
市政刷新を期待する市民層に一定の支持を得たが、支部の組織化など選挙態勢づくりが出遅れたことや政策面での対立軸を最後まで鮮明にできなかったことが響き、選勢を引き寄せられなかった。
きょう当選
証書付与式
陸前高田市選管
陸前高田市選挙管理委員会(千葉政彦委員長)は、四日執行の市長選で当選した中里長門氏(60)に対する当選証書の付与式を五日午前九時半から市役所で行う。
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