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最近の明らかになった安倍政権の不祥事や閣僚の発言は、政権を揺るがすものばかりで、それが頻発している事が異常である。
不祥事が意図的に暴露され、閣僚が問題発言を行い、信条の吐露を行う事が放置されている事が、それが果たして自然の成り行きによるものであろうか?
私は、これらの一連の動きが、安倍政権の行き詰まり・座礁を予測しての一連の安倍降ろしの可能性があると考えている。
『安倍政権では、今後の日本の政治は任せる事は出来ない。彼はもう限界だ。既に役者として不足である。』…その様に考えられていても不思議ではない。
では、その背景は何であろうか?
[外的要因]
ネオコン・ブッシュ政権の選挙敗退による対イラク政策の修正と対北朝鮮和解の追求とその現実化。
[内的要因]
安倍政権の過激な対北朝鮮超強硬路線。これはコイズミの靖国参拝強硬路線と同様のプロパガンダ(宣伝・煽動)を目的とし、それにより政権の継続を図る為のものであった。
しかし、コイズミの路線が破綻したように、安倍の路線も破綻しつつある。
それは、上記の外的要因から来たものである。
米朝和解により対北朝鮮強硬路線は非現実的なものとなりつつあり、和解が現実化すればその非現実性は明らかに晒されて決定的なものとなるだろう。
さて米朝和解の現実化が始まると、米国の対東アジア政策も大きく大胆に変化する可能性がある。
日本の対米軍事協力も今までとは違った内容のものを要求される事になるのではないのか。
チェイニーの訪日はこれを主に伝えに来るものではないのか。米国の軍事戦略を主に語りに来るのではないのか。対中東戦略を主に語るのではないのか。
対北朝鮮強硬路線を売り物にして維持されてきた安倍政権は時代遅れのものとなるだろう。
そうなると、
政権運営の下手な安倍政権は解体し、新たな首相による新たな自民・公明政権を造り出すか、又は民主党主導の政権を造りだして任せるか、それらについて検討が為されているのではなかろうか。
その様に大胆に衣替えをした方が情勢の変化への対応は容易となるのだ。
●不祥事の暴露は意図的なものである可能性がある。本来は隠しておきたいものを、政権の不祥事として宣伝する為の準備であるとも疑う事が出来る。
●政権支持率の続落が産経新聞の様な保守的なメディアが最も積極的に報じている事も意図的なものと疑う事が出来るだろう。
●柳沢発言や久間発言は、その二つは性格は異なるが政権の躓きとして作用する事は確かである。
以上の三点が意図的に行われ、また意図的に放置されている可能性があるのだ。
久間発言を米国が放置してそのままに済ませれば(首を切られるかもしれないのだが)、日本の軍事政策について民族的主張を認めて表面的には自衛隊の属国傭兵軍としてのあからさまな改編を要求しないと言った変化が起きる可能性がある。
自衛隊には国際貢献として中東に軍事加入してくれる事を米国は最も望む事であろうからだ。後は適当にチャイナを仮想敵国と看做して活動してくれれば良いと考えているだろう。対チャイナ軍事カードとしての期待である。それさえやってくれれば属国軍からある程度は一人立ちして国軍化して貰っても構わない訳である。
その意味では久間発言は認められない範囲ではなかろう。米国の軍事政策から離脱する事を主張しているものではないからだ。
http://asyura2.com/07/senkyo30/msg/371.html
裁判員フォーラムに謝礼で「動員」 共催の産経新聞など【朝日新聞】
http://www.asyura2.com/07/senkyo30/msg/371.html
投稿者 ダイナモ 日時 2007 年 1 月 30 日 07:09:33: mY9T/8MdR98ug
上では、タウン・ミーティングで暴露されたような事が暴露されている。
しかも注意深く電通と政府の責任と関与の問題を隠して、産経新聞が罪を身代わりとして被る形を採っている。巧妙に不祥事だけが暴露されているのだ。
そもそも、マスメディアが政府の行う事柄に直接に関与して良いものではあるまい。行政機関が行うべきものであり、民間報道機関が関与する事は間違いであろう。
これは、暴露を目的としてわざわざ報じられたものであろう。
日刊ゲンダイの1・30号では、
安倍首相が連日、夕方の6時台、7時台に帰宅している事を報じている。ゲンダイはこれを異常と報じ、体調不良を疑っている。
しかし、もしかして、
「お役御免」を密かにほのめかされているのかも知れず、また、交替時期を密かに伝えられているのかもしれない。また、自らの限界も自覚している事だろう。コイズミも同じであった。コイズミは総理を辞めてサラサラしているはずだ。彼は「俺は自由だ」と思って喜んでいるだろう。
近代日本の政治においては、独裁者は存在しない。
あの東条英機ですら、憲兵政治は行ったが、引き摺り下ろされてから抵抗もせずクーデターも起こさなかった。日本の近代政治家には、「国のお役に立たなくなったら引き下がる」との考えが共通している。
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