★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK30 > 336.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 無党派層に限って見ると、内閣支持率は27%不支持は42% 投稿者 小沢内閣待望論 日時 2007 年 1 月 29 日 15:29:59)
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20070129k0000m010091000c.html
安倍晋三内閣の支持率が40%に落ち込んだ毎日新聞全国世論調査(27、28日)は、政党支持率の動向も合わせ、若年層を中心にした支持離れ、政党離れを浮かび上がらせた。相次ぐ「政治とカネ」の不祥事が、21日の宮崎県知事選の「そのまんま東現象」に表れた政治不信を加速させている。統一地方選、参院選に向けて首相、与野党とも無党派層、若年層対策という深刻な課題を抱えた。
【佐藤千矢子、中山裕司】
◇政党離れ、政党不信が深刻に
政府・与党内では支持率が下げ止まらないのはある程度予想されていたとみられ、調査結果への反応は政党離れに集中することになった。
「事務所費問題の影響だ。スキャンダル暴きが続けば、政党離れはさらに深刻になる。安倍政権としては、国民生活に密着した教育、雇用などで具体的成果を見てもらうしかない」
首相周辺はこう指摘する。自民党の谷津義男選対総局長も「無党派層がここまで増えるのは政党不信が深刻ということだ」と危機感をあらわにし、党幹部は「首相がスキャンダルに毅然(きぜん)とした態度を取れないのが失望感となっている」と分析した。
政党離れに政界の見方は「政治とカネの問題に直撃された」で一致しているが、首相官邸、与野党いずれも有効な対策は見いだしかねている。
自民党選対幹部が「透明性を高める策を早く打たないと支持はどんどん離れていく」と語るのに対し、政府筋は「成し遂げたい政策を正攻法で地道に積み上げていくしかない」と指摘、政府・与党内には温度差もある。民主党からも「安倍政権への期待は裏切られた形だが、政治とカネでは民主も自民と同じという印象を与えてしまった。支持回復の特効薬はない」(参院幹部)との嘆きが漏れる。
◇各年代で無党派層増える
49%とほぼ半数に達した無党派層に限って見ると、内閣支持率は27%にとどまった。不支持は42%で、昨年9月の内閣発足後、初めて支持を上回り、下げ止まらない主因が無党派層の動向にあることを示した。
発足直後の無党派層の支持は53%で、不支持は17%だったが、4カ月で支持は半減、不支持は約2.5倍に増えた。無関心はほぼ横ばいで、支持していた人が不支持に回ったのが読み取れる。
無党派層の不支持理由は、「指導力に期待できない」が9月は21%、11月は30%、12月は37%とだんだん増加。今回は46%で、支持離れの一番の理由が、首相の指導力にあることは明白だ。
小泉純一郎前内閣で無党派層の支持が20%台に落ちたのは7回。うち4回は支持政党の色分けがはっきりして「支持なし」が減る国政選挙の前後。残る3回は、発足後3年半〜4年の「政権への慣れ」が出る時期だったが、安倍内閣は発足4カ月で似た状況を迎えてしまった。
一方、支持率を年代別に見ると、20代で昨年12月の前回調査比9ポイント減の29%と3割を割り込んだ。逆に不支持は18ポイント増の37%に達し、各世代を通じて唯一、支持と不支持が逆転した。
政党支持の年代別は、無党派が全年代で前回より増え、特に20代は66%に達し、30代も57%だった。20代の自民支持は25ポイント下落の13%、民主支持も4ポイント減の10%だった。
宮崎県知事選は若年層と無党派層が東国原英夫(そのまんま東)氏当選の原動力になったとみられているが、その拡大が数字に表れた。
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK30掲示板
フォローアップ: