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(回答先: 総務大臣が宮崎県知事選挙へ圧力?(今日感) 投稿者 世話をかける少女 日時 2007 年 1 月 08 日 21:58:49)
注:筆者に転載の承諾依頼送信済み。
http://www3.diary.ne.jp/user/338790/
■2007/01/08 (月) なりふりかまってらんない自民党(笑) 1
愛人を官舎に囲ってた厚顔無恥の本間正明、架空の事務所を作って虚偽の政治資金収支報告書を提出してたオトボケオヤジの佐田玄一郎に続いて、今度は、伊吹文明文部科学大臣のスキャンダルや菅義偉総務大臣の不正が次々と発覚して、もはや、アベ内閣は、沈没寸前のドロ船状態だ。伊吹文明文科大臣のスキャンダルは、バブル崩壊時に、京都の錦市場のアーケード街の建て替えに関して、店子たちに相場の何倍もの金額を要求して、その差額ぶんを自分のポケットに入れてたって言う悪質極まりないもので、この時に、自分の息のかかった地元のホニャララ団までを利用したってウワサまでが出てる。
だけど、これは、伊吹文明自身の問題で、アベシンゾーは無関係な顔をしてオトボケをカマすだろう。なんせ、自分を自民党総裁にするために西奔東走してくれた佐田玄一郎に、そのお礼として内閣府特命担当大臣のイスを与えてやったのに、わずか2ヶ月で不正が発覚して辞任したことについて、アベシンゾーは、「任命したのは私であり、当然、辞任に至る結果については責任を感じている」って言いながらも、未だ、何の責任も取ってないからだ。タウンミーティングのヤラセ問題の時には、4億円以上も持ってる資産の中から、たった100万円ぽっちのポケットマネーを支払って、それで「ケジメを取りました」ってヘンテコなニポン語をノタマッてたから、自分の任命した大臣の不正に関しては、せめて200万円くらいは払うのかと思ってたら、今度は、オチョボグチで「責任を感じている」って言っただけで、そのあとは何も無し。
ここまで来ると、植木等もビックル一気飲みしちゃうほどの無責任男ってワケで、アベシンゾーが任命した内閣全員の不正が発覚して、内閣全員が総辞職したとしても、それでもまだ、自分だけは平然と総理大臣のイスに座り続けてそうな気がしてきちゃう今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
■2007/01/08 (月) なりふりかまってらんない自民党(笑) 2
‥‥そんなワケで、伊吹文明文科大臣のホニャララ団顔負けのスキャンダルはいいとしても、アベシンゾーの責任を問うべきなのは、何と言っても菅義偉総務大臣の問題だ。まずは、1月7日付の「宮崎日日新聞」に掲載された記事を紹介する。
「選挙中に」首長困惑 自民県連主催新春懇談会 (2007年1月7日)
県、市町村財政に強い影響力を持つ総務省の菅義偉総務相が6日来県し、宮崎市内のホテルで自民党県連主催の「総務大臣を囲む新春懇談会」が開かれた。全市町村の首長、議長らが案内を受けたが、出直し知事選期間中などを理由に大半が欠席、市町村長にいたっては本人出席が1町長だけだった。
案内状には特定の立候補者への支援要請と、陳情・要望の受け付けが併記されており、欠席した首長からは「踏み絵と取られても仕方がない」と困惑の声も上がった。
菅総務相は安倍内閣の地方分権に対する考え方などを説明。その後、知事選の特定の立候補者に触れ、「非常に有能な逸材。宮崎の経済の発展、活性化、雇用確保拡大のため、必ず役に立つ知事になれる。ご理解いただければ、うれしい」と述べた。
案内状が出されたのは副知事や市町村長、市町村議会議長ら。市町村長は公務を理由とした欠席が目立ったが、代理出席も7人しかいなかった。市町村議会議長も出席は3人だけだった。大臣来県の際には陳情を行うことが慣例となっている県の坂佳代子副知事も選挙期間中であることに配慮。懇談会前に菅総務相を訪ねた。
菅氏が大臣を務める総務省は地方交付税の配分などで県や市町村に強い影響を行使している。そのトップが選挙期間中に陳情・要望を受け付けるという懇談会について、出席したある市の助役は「市長本人が出席するのは難しい。市長同士で話し合い、欠席を決めたようだ」と語った。
閉会後、菅総務相は記者団に対し「(自民党)県連が懇談会をやるというので来た。(身分は)党人と大臣と分けようがない。気を付けて発言した。具体的な投票依頼はしていない」と強調した。
ある町議会議長は「(選挙期間中に)首長、議会に圧力をかけることになる」と疑問を投げ掛けた。同県連の川添睦身会長は「懇談会は党本部から来た話。欠席が多かったのは、欠席した本人に聞かないと分からない」と話している。
「宮崎日日新聞の該当記事」
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&top_press_no=200701070101
■2007/01/08 (月) なりふりかまってらんない自民党(笑) 3
この自民党の腐りきったヤリクチは、今までに何度も指摘して来たけど、ここまでアカラサマなのも珍しい。新春懇談会の案内状に、「県知事選の特定の立候補者への支援要請」と「陳情・要望の受け付け」とが仲良く並んで書かれてたってことは、誰がどう見たって、「この候補者に投票するんなら、あんたの陳情や要望を聞いてやるよ」ってことじゃん。そして、この記事には、「特定の立候補者」の名前は書いてないけど、もちろん、民主党と社民党が支援してる「川村秀三郎」のワケはないし、共産党の「津島忠勝」のワケもないし、ましてや、「そのまんま東」のワケもない。当然、自民党と公明党が推薦してる「持永哲志」の名前が大きく書いてあったってワケだ。
百歩譲って、選挙期間の前なら多少は理解できるけど、宮崎の県知事選は、1月4日が告示、1月21日が投開票なんだから、この「1月6日」ってのは、思いっきり選挙期間中‥‥って言うか、まるで、1月4日の告示に合わせて開催されたとしか思えない。告示の2日後に、わざわざ大臣が宮崎を訪れて新春懇談会を開催して、市町村すべての首長に送った案内状に、こんな小細工をしていたなんて、自民党って、どこまで宮崎県民、いや、ニポン国民をバカにしてるんだろう?そして、これだけに留まらず、菅義偉は、懇談会の壇上でも、さんざん「持永哲志に投票するように」って主旨の演説をしてたのにも関わらずに、「気を付けて発言した。具体的な投票依頼はしていない」って、何、寝ぼけたこと言ってんの? このペテン師!
いくらイイワケしたって、案内状を受け取った首長たちが、そこに書かれてた内容を見て、「こりゃあ問題だ」って判断して、その結果として欠席が相次いだんだから、この事実が何よりの証拠じゃん。地方交付税の配分で、県や市町村に強い影響力を持ってる総務省の大臣がメインゲストで、その案内状に、自民党が推薦してる県知事選の候補者、「持永哲志」を支援するように書かれてて、その次に「陳情・要望の受け付け」の欄が作られてるなんて、こんなに分かりやすいイカサマはないだろう。
■2007/01/08 (月) なりふりかまってらんない自民党(笑) 4
‥‥そんなワケで、ここでハッと気づくのが、オトトイの日記、「またまた出ましたオチョボグチ」の最後のとこで紹介した、自民党のバカ議員の中でも、大仁田厚や杉村太蔵と並ぶ超Aクラスの大バカ、松浪健四郎のブログに書かれてた呆れ返る内容だ。過去ログを読みに行くのがメンドクサイ人のために、ここで、もう一度、紹介する。
「国会が終幕したが、与党議員は走りまわっている。自治体や関係機関が、予算編成にともなって御礼まわり、私も同行を依頼されて多忙。関西空港に関する予算は、ほぼ満額。府知事や大阪市長、関経連会長に関空社長が上京され、自民党3役に挨拶。さらに国土交通省に赴いて大臣ほか幹部に御礼まわり。面倒くさい仕事だが、予算獲得に汗した実感を得る。与党議員の特権であろうか。自民党大阪府連所属議員と知事および市長との懇談会も行なわれた。19年度予算は、比較的自治体に歓迎されるものとなっている関係でか、全員ともにニコニコ顔。交付金にしても各事業につけられる補助金も満額。財政難に苦しむ首長にとっては、安倍内閣サマサマであろう。これも好景気のおかげだ。くわえて、来年は参院選挙、各自治体も与党を応援せねばならないように追い込む予算。民主党や野党を応援するとなると、しっぺ返しがあると理解せねばならない・・・。(後略)」
この駄文の最後の部分、「各自治体も与党を応援せねばならないように追い込む予算。民主党や野党を応援するとなると、しっぺ返しがあると理解せねばならない・・・。」、これこそが、自民党のヤリクチであり、今回の宮崎での自民県連主催の新春懇談会でも炸裂した「票をお金で買う」って方式だ。それも、自分たちのお金じゃなくて、あたしたちから巻き上げた血税が、自民党や公明党の候補者の票を買うために、湯水のごとく使われてるってワケだ。
■2007/01/08 (月) なりふりかまってらんない自民党(笑) 5
で、何で宮崎の県知事選が行なわれるんだか知らない人のために、ここでリトル説明しとくけど、前の県知事だった安藤忠恕(ただひろ)(65)ってオッサンが、「ヤマト設計」の社長の二本木由文(56)や元国会議員秘書の石川鎮雄(68)たちと共謀して、国民や県民から巻き上げた税金で私腹を肥やしてたのがバレちゃって、逮捕されたからだ。それで、この安藤忠恕は、次々と証拠が出て来てるのにも関わらず、一貫して、「談合などまったく知らない!」「福島や和歌山と一緒にされたら困る!」って言って、ずっと否定し続けてた。そして、多くの県民から「辞職しろ!」って声があがってたのに、自民県議団の永友一美会長は、この犯罪者を擁護しまくって、ぜんぜん辞職勧告をしなかった。
何でかって言うと、これこそがすべての元凶なんだけど、宮崎県議会の議員って、定員45名のうち、自民党県議団が、3分の2以上の「32名」を占めてて、それも、その過半数が、「土木建築関係者」なのだ。そして、こいつらのトップに立つ県知事が、土木事業に関する談合で何千万円ものワイロを受け取ってたんだから、これ以上は、何も説明しなくても一目瞭然だろう。県知事が一部の業者からワイロを受け取り、その業者に工事が落札されるように工作するなんて、福島や和歌山のケースとまったくおんなじだし、さらには、県議会の定員の過半数が自民党と公明党の議員によって占められてたこともおんなじだ。ようするに、県知事の下の県議会が身内ばっかなんだから、県知事がいくら不正をしたって、誰も県知事を告発するワケがない。それどころか、県知事のオコボレにありつこうとしてる自民党と公明党の議員ばっかで構成されてる県議会なんだから、県議会ってよりも、単なる犯罪集団だろう。
■2007/01/08 (月) なりふりかまってらんない自民党(笑) 6
だから、今回の宮崎県知事選は、自民党の自民党による自民党のための談合事件でクビになった安藤忠恕のアトガマを決める選挙ってワケで、そんな選挙で、どこのバカが、自民党の推薦してる候補者なんかに投票すると思ってんだろう?‥‥って言っても、県議会の3分の2以上を自民党議員が占め、そのうちの過半数が、叩けばホコリだらけの「土木建築関係者」なんだから、どんなに汚い手段を使っても、どんなにナンミョー頼みをしても、自分たちのイイナリになる候補者が当選するように画策してることだろう。何しろ、そうしなかったら、自民党のオハコの「官政談合で甘い汁」って言うヨロクが無くなっちゃうんだから。
‥‥そんなワケで、1月6日の自民県連主催の「総務大臣を囲む新春懇談会」の会場は、ミゴトにカンコ鳥が鳴いてたってことなので、サスガにここまで来ると、腐りきった自民党の薄汚いヤリクチに乗せられちゃう人も少なくなって来たみたいで、ちょっとは期待できるかもしんない。これは、宮崎県には、他県よりは良識のある首長さんたちがいっぱいいたってことなんだろう。逆に、これほどまでにアカラサマな選挙違反をしなきゃなんないほど、自民党は追い詰められてるってことなんだと思う。ま、自民党内部では、「安倍のバカは使いもんにならん」てことで、早くも「ポスト安倍」の話題で持ちきりらしいから、エヴァンゲリオンの葛城ミサトじゃないけど、もう、「なりふりかまってらんない」ってとこなんだろう。これで、あとは、良識ある宮崎県民の皆さんが、1月21日にちゃんと投票に行ってくれて、おんなじアヤマチを繰り返さないための「正しい選択」さえしてくれれば、少しは「美しい国」に近づくんじゃないかと思う今日この頃なのだ。
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