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http://sunfield.at.webry.info/200701/article_9.html
昨日、朝日新聞を見てびっくりした。おおよその内容は次のとおりだ。
・宮崎県知事選挙の最中の1月6日に、自民党宮崎県連が、菅総務大臣を招いた意見交換会を開催した。
・意見交換会には、県会議員、県内市町村長などに案内を送った。
・知事選挙で自民党は持永候補を推薦しているが、実際は党内分裂選挙で、町村長や宮崎1区を中心に川村候補を支援している。
・そんな時期に、「選挙」と「地方自治」を所管する総務大臣が宮崎県入りし、議員や首長と「意見交換」をするのはどうか、ということで実際に出席したのはごくわずかだった。
地元・宮崎日日新聞のHPにも載っていた。
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&top_press_no=200701070101
宮崎日日新聞によると、
菅総務相は安倍内閣の地方分権に対する考え方などを説明。その後、知事選の特定の立候補者に触れ、「非常に有能な逸材。宮崎の経済の発展、活性化、雇用確保拡大のため、必ず役に立つ知事になれる。ご理解いただければ、うれしい」と述べた。
閉会後、菅総務相は記者団に対し「(自民党)県連が懇談会をやるというので来た。(身分は)党人と大臣と分けようがない。気を付けて発言した。具体的な投票依頼はしていない」と強調した。
おいおい!露骨なすぎるだろう、これは!
「党人と大臣を分けようがない」、これはそのとおりなんです。だから、現職大臣でも選挙の応援に入ることはある。
しかし、「選挙」と「地方自治」を所管する大臣が、露骨に入って、「ご理解いただければ、うれしい」というのはどうか。
「気をつけて発言した」というが、何を気をつけたのか。
「分けようがない」から、「いかない」というのが選択肢になかったのか。
不思議なのは、マスコミや野党のとり上げがほとんどないこと。
「選挙」と「地方自治」を所管する大臣が、一知事選挙、しかも自民党が分裂選挙を戦っているところに、わざわざ行って、しかも街頭演説で市民に訴えるのではなく、県議や市町村長と「意見交換」という名目で圧力をかけた疑いがある。
これを取り上げないマスコミや野党とはいったい何なのか。
こんな戦前の内務大臣による選挙干渉まがいのことをやっておいて、なんら恥じるところがないのだろうか。
これが「美しい国」なのでしょうか。
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