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□<佐田行革担当相>辞任を表明 不適切な会計処理認め [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061227-00000070-mai-pol
<佐田行革担当相>辞任を表明 不適切な会計処理認め
12月27日18時25分配信毎日新聞
佐田玄一郎行革担当相は27日夕記者会見し、関連政治団体の経理疑惑に関して不適切な会計処理があったことを認め、辞任を表明した。これに先立ち安倍晋三首相に辞意を伝え、首相も了承した。事態を放置すると来年1月召集の通常国会冒頭から野党の激しい攻勢にさらされかねない、との懸念から与党内では辞任論が大勢になっていた。安倍政権では政府税制調査会の本間正明前会長が官舎入居問題で辞任したばかりで、政権に大打撃を与えた。
官報などによると、関連政治団体「佐田玄一郎政治研究会」が90〜00年、事実上存在しない事務所に約7000万円の経費を支出したとする虚偽の政治資金収支報告書を国に提出した疑惑が持たれている。佐田氏は90年の衆院選で初当選し当選6回。さきの自民党総裁選では中堅議員による「安倍晋三さんを支える会」の会長を務め、初入閣した。佐田氏が所属する津島派幹部は27日午前「50万円や100万円の見直しならあることだが、7000万円という金額になると説明できない。派閥は関係ない。我々が守るかどうかという問題ではない。うまく説明できないとなると、こういう時期だからちょっと厳しい」と述べ、佐田氏が説明責任を果たせない場合、閣僚辞任もやむを得ないとの考えを表明。公明党幹部も「(佐田氏が)ご自身で身の処し方を早くきめるべきだ。もし長引いたら、野党の格好の攻撃材料になる。ずるずる引き延ばすと大変だ」と語っていた。佐田氏の記者会見での説明は不十分として、野党は次期通常国会でも徹底追及する構えだ。
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