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(回答先: 痴漢冤罪:映画のヒントになった会社員夫妻が本出版(毎日新聞) 投稿者 天木ファン 日時 2007 年 1 月 20 日 20:00:55)
富山県警は19日、氷見署が02年に強姦(かん)事件などで逮捕し、懲役3年の実刑判決が確定した男性(39)が無実だったと発表した。県警は同日、真犯人を逮捕。無実だった男性については、採取した足跡が一致しないことを認識しながら逮捕し、アリバイが成立する可能性があることも見落としていた。「裏付け捜査が不十分だった」と冤(えん)罪を認めたが、肝心の男性は刑務所から出て行方が分かっていない。
県警の小林勉刑事部長は会見で「聞き込みで男性が浮上し、被害者の面通しなどで容疑者と断定した」などと、お粗末な捜査を振り返った。
当時、捜査段階で現場から採取した足跡が男性の靴のサイズより大きかった事実を認識していたことについて「足跡については当時は疑問に思わなかった」。電話の通話記録からアリバイが成立していた点に関しては、山崎次平捜査1課長が「捜査を詰め切れなかった」とし、苦しい釈明に終始した。
県警は19日、強姦と強姦未遂容疑で“真犯人”の松江市、無職大津英一容疑者(51)を逮捕。大津容疑者は昨年8月、強制わいせつ容疑で鳥取県警に逮捕され、10月には別の強姦致傷と強姦未遂事件で氷見署に再逮捕されていた。
同署の取り調べ中に02年の事件に関与していたことを自供。裏付け捜査の結果、“クロ”と断定した。
県警によると、02年の事件は1月と3月に発生。目撃証言による似顔絵や被害者の証言などから当時タクシー運転手だった男性が捜査線上に浮上。2日間の任意の事情聴取で容疑を否認していたが、3日目に容疑を認めたため、強姦未遂容疑などで逮捕。翌月には別の強姦容疑で再逮捕した。その後は一貫して容疑を認め、公判中も一貫して無罪を主張しなかった。
男性は懲役3年の実刑判決を受け、05年1月に仮出所。服役中に父が死亡し、葬儀には参列できなかったという。
富山地検は「総合的に検討して起訴に踏み切ったが、県警が作製した似顔絵が男性に酷似していた。それを検察官が客観的証拠と思ったのだろう」としている。
同地検は再審請求をし、無罪を論告求刑する方針。ただ、男性の所在が不明で、県警は直接謝罪できていない。
[ 2007年01月20日付 紙面記事 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2007/01/20/06.html
*AAA植草一秀氏を応援するブログAAAからの情報です。
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