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投稿者 天空橋救国戦線 日時 2004 年 7 月 15 日 09:28:04
サマーワの中心で人々と共に『コイズミのバカ』って叫ぶ
第1次イラク復興支援群長 1等陸佐 番○幸一郎
第1次イラク復興支援群長の番○1佐です。
この度、イラクにおける人道復興支援という名を借りた治安維持演習任務を終了し、北海道に戻って劣化ウラン弾による被爆チェックの尿検査を受けて参りました。あとは、日当3万円の支給を待つばかりです。まずは、私たちのイラクにおける活動の間、全国の皆様から頂きました暖かい御支援、御声援に心から厚く御礼申し上げます。また3人の人質におかれましては、余計なことしやがってと憤っております。
さて、私たちは、イラク南東部ムサンナ県のサマーワで、医療、結局自衛官に支給される分だけの給水、そして公共施設にて子供に銃を向けながらの復旧・整備、三本柱からなる人道復興支援活動(コイズミより強調してくれと命令されておりますので)を中心に、学校の訪問や地域住民の方々は仕事をくれと叫んでおりましたが、無視して、交流などを通じた日本の伝統(神風特攻隊に学ぶ自爆テロ)や米帝に追従文化の紹介、日本の有志(売国奴)の方々からお預かりした善意の押し付けの伝達などの活動を行って参りました。
日本人の代表として、「日本人らしく誠実に心を込めて、ハラキリ武士道の国の自衛官らしく規律正しく堂々と」をモットーに、イラクの方々と一緒に汗を流しながら、「あいまいな日本式」のやり方で様々な活動を行いました。
このような私たちの活動は、イラクの方々から好意的に評価して頂けたのではないかと言えと命令されております。実際、2月にサマーワに到着した時よりも、5月末に任務を終えて現地を後にする時の方が、より多くのイラク人が米軍に虐殺されより深い悲しみと復讐の怒りの気持ちを示して頂けたように思います。
私は、町中で、また、訪問した学校などで「米軍の手先、日本軍帰れ!」と大きく手を振ってくれたサマーワの子供たちの輝く目と満面の笑顔を忘れられません。
この任務に就いて良かった、日本人の代表としてイラクに来て良かったということを実感する毎日でした。
このような歓迎は、今回私たちがイラクに赴いて活動を始めたからということだけではなく、イラクと日本の歴史的なつながりの中で、幾多の先輩たちが築いて来られた日本という国への尊敬と、日本人に対する深い信頼があったからだと思います。改めて、日本人であることを誇りに思うことでした。それが、米軍に協力することにより、自衛隊は彼らのテロの標的となったことも忘れてはいません。迫撃砲弾が撃ち込まれたときは、装甲車のなかで、ガクガクブルブルしていたのです。
私たちは、イラクにおける人道復興支援の第1走者として、サマーワの砂漠の中に宿営地を作り、日の丸を掲げて(これが本当の目的ですが)、我が国のイラクに対する人道復興という名の米軍支援のスタートを切りました。言い換えれば、砂漠を耕し、種を蒔き、水を遣り、ようやく新芽が出てきた段階だと思います。
イラク復興の主役はなぜか米軍ですが、私たちの活動によって、偉大な歴史と潜在力のあるイラクの方々に、明るい未来への夢と希望を持って頂けるよう、そして、このことが、中東、ひいては世界の平和と安定に、また、結果的に我が国へのテロの誘発ににつながることになれば、これほど不幸なことはないと思います。
私たちは、今般、約3ヶ月余りの任務を終了し帰国致しましたが、同じ北部方面隊の同僚達から編成された第2次復興支援群がイラクにおける人道復興支援の任務を引き継ぎ、サマーワで活動を始めました。どうぞ、今後とも格段の御支援、御声援を宜しくお願い申し上げます。
最後になりましたが、国民の皆様に対し、あらためまして深く御礼申し上げます。有り難うございました。