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(回答先: 経済学の初歩:入門書など 投稿者 赤と黒 日時 2008 年 1 月 09 日 00:05:49)
クルーグマン教授の経済入門
わかりやすくて、ためになる、ぜいたくな本。, 2000/11/25
By お客様
経済について知りたいけど、経済学のテキストはちょっと・・そんな人にぜひおすすめしたい一冊。著者のポール・クルーグマンはMITの教授で、今世界で注目を浴びている経済学者だ。その第一線の研究者が、経済を面白く、わかりやすく解説してくれる。経済学者の本というと、難しい専門用語の羅列といったイメージが強いが、この本はおどろくほど読みやすい。経済の専門家ではない読者にいかに興味を持って読んでもらうか、著者そして翻訳者の配慮が随所にに感じられる。それでいて、なされている議論は、最先端のものだ。わかりやすくて、ためになる、こんなぜいたくな本はなかなか無い。文句なしにおすすめ。
スティグリッツ 入門経済学
科学であることに配慮した書, 2004/4/27
By つまび - レビューをすべて見る
私は経済学の勉強をはじめたときにこの本から入り、その後別の参考書で現代経済学を一応、一通り勉強しましたが、今になってようやくこの本の素晴らしさがわかってきたような気がします。
著者いわく、「経済学は選択の科学である」と。
一定の洞察を必ず与えてくれるモデルを有する一方で、原則的には誰にでも理解できること。「なぜ~は有効なのか?」という問いによって、学習者が答えを導き、同時に自ら問いを立てられるようにすること。それがもし、よき科学の条件だとすれば、著者はこの本の行っていることが「科学」であることに、きわめて繊細に配慮しているように思えます。
一度習得したあとはそれを捨て、乗り越えて行くべきなのが技巧の書だとすれば、この本は常に深まっていく問いを与えてくれるものではないでしょうか。それは数理的な技巧の習熟ばかりを念頭においた態度とは対極に位置するものです。
この翻訳書の一分冊に冠された「入門」というタイトルは、つつましいものに見えますが、一方で専門的な数理的技巧を省略し、一方で万人に開かれた科学を行うという両立しがたい要請を、この本がクリアしていることを説明しているようにも思えます。
読み返すたびに新たにその深みが見えてくるような良書だと思います。
サムエルソン 経済学
「経済学」を知らずに社会人になってしまった理科系のヒトにお勧めします, 2002/9/24
By jimmy - レビューをすべて見る
基本的なマクロ経済学がまだ理解できていないままビジネスマンとなってしまった方へ(例えば、私がそうです)
マクロ経済学の代表的な教科書の一つ。「需要と供給から考えた価格決定のメカニズム」といった基本的な理論からスタートして、ひととおり勉強できました。経済学でよく使われる言葉(例「限界利益」)はこの本で覚えました。ネットビジネスが盛り上がった頃は、この本で語られているようなベーシックなモデルで説明できない様々な現象がありましたが、そのときも自分の考えの基礎は大切だなあ、と思えました。特に、学生時代、人生の役に立つような経済や経営の勉強は一切していなかった私には役にたちました。
(コメント)
一応「メジャーどころ」で思いつくものを挙げてみました。
御参考になれば幸いです。