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(回答先: 香川3人不明から1週間 「空白の3時間」に何が(産経新聞) 投稿者 シジミ 日時 2007 年 11 月 23 日 19:28:07)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20071126-OHT1T00043.htm
香川県坂出市でパート従業員の三浦啓子さん(58)と孫の山下茜ちゃん(5つ)、彩菜ちゃん(3つ)が大量の血痕を残して行方不明になった事件は、26日で発覚から10日を迎える。捜査本部は25日、金属探知器を導入し、捜査員80人態勢で捜査を続けているが、依然、事件に結びつく有力な手がかりがつかめず、長期化の様相を呈してきた。
石油関連会社などが建ち並ぶ坂出港の一角。雑草が茂り、ゴミが散乱した空き地でこの日、金属探知機を手にした捜査員十数人による遺留品の捜索が続けられた。
3人の行方は依然として分からず、三浦さんの靴と自転車、携帯電話も発見されていない。三浦さんの携帯電話の電源が入っていたことを示す電波は17日午後4時の段階では確認されたが、同午後7時には確認できなくなった。捜索が行われている坂出港は、携帯電話の微弱電波が確認された範囲に含まれる。
遺留品の捜索に加え、目撃情報の収集にも力を注いでいる。20日に3人の顔写真入りのチラシ(A4判)500枚をJR坂出駅付近などで配布したが、有力な情報はなく、今週中には増刷した2万5000枚の配布を開始する。捜査本部は「できれば坂出市内、全部に配布したい」と話し、広範囲にわたって有力な情報収集に努めている。
また、事件が発生した林田町にある林田駐在所の署員が毎月発行する手書きの便りでも、周辺住民の情報提供を求める。「『捜査本部』という名称は敷居が高いように思われますが、決してそんなことはありません」と、同町の世帯約1900戸に協力要請していく。
三浦さんと山下さん家族の交友関係を中心に聞き込み捜査も続行。顔見知りの犯行も視野に入れ、犯人像の絞り込みを進めているが、動機も含めて不可解な点は多い。室内に大量の血痕を残しながら、一歩外に出ると近くの土手の小道以外は血液反応が全くなく、凶器も未発見。坂出港で見つかった血痕も、2度にわたる血液鑑定の結果、人間のものではないことが判明した。犯人に直接結びつく物証はなく、捜査幹部の1人は「まだまだ先は長い。有力情報をじっくりと待つしかない」。「見通しは非常に厳しい」との声もあった。
◆坂出3人行方不明事件 15日午後6時ごろ、姉妹が自宅と隣接する三浦さん宅に泊まりに行き、16日午前7時50分ごろ、母親の山下佐智子さん(34)が迎えに行ったところ、3人の姿はなく、寝室に大量の血痕を発見。午前9時すぎに夫妻が坂出署に届け出た。寝室のカーペットはL字形に切り取られ、下の畳にまで血が染みこんでいた。玄関の血痕には靴跡があり、浴室でも血液反応があった。室内の血液はDNA鑑定により、不明の3人のものと判明した。
(2007年11月26日06時00分 スポーツ報知)