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香川県3人不明事件の関連記事は下方に沈みつつありますので、新しい記事を上に上げて投稿します。既投稿記事の最終分は次のURLです。
http://www.asyura2.com/07/nihon27/msg/549.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071123-00000099-san-soci
11月23日8時0分配信
■大量の血痕、怨恨も視野に
香川県坂出市のパート従業員、三浦啓子さん(58)と孫の山下茜ちゃん(5)、彩菜ちゃん(3)姉妹が行方不明になった事件は、23日で発覚から1週間。依然、3人の行方は分からず、三浦さん宅からは致死量相当の3人の血痕が見つかっており、安否が心配される。犯人は何のために3人を襲い、連れ去ったのか。事件は多くの謎を残したままだ。
≪白い不審車≫
事件は瀬戸内海に面したのどかな街で起きた。坂出署捜査本部の調べなどでは、姉妹は15日午後6時ごろ、自宅隣で一人暮らしの三浦さん宅に泊まりに行き、3人はそのまま行方不明に。三浦さんの靴と携帯のほか、自転車がなくなっていた。
姉妹の父、清さん(43)がトイレに起きた16日午前2時ごろ、自宅窓から、三浦さん宅玄関前に普段通り自転車が置いてあるのを確認。その後、近所の人が午前5時ごろ、自転車がなくなっているのに気付いており、この「空白の3時間」に3人が連れ去られたとみられる。
さらに、新聞配達の男性が午前4時半ごろ、三浦さん宅近くの土手の道路で不審な白い車を目撃。近所の人が午前5時15分ごろ、車のエンジン音を聞いており、捜査本部は何者かが3人を車で連れ去ったとみている。
土手に上がる坂道で血液反応が確認されたことからも車での連れ去りの疑いが強まっている。
≪隠蔽工作≫
最も多くの血痕が残っていたのは寝室で、3人は就寝中に危害を加えられたとされる。
大量の血痕が付着していたベッドの敷布団には、上布団がきれいに掛けられていた。床のカーペットは大きくL字形に切り取られ、下の畳にまで血が染み込んでいた。血痕を隠す隠蔽(いんぺい)工作とみられる。さらに、寝室の壁に飛び散った血痕があったほか、玄関や浴室の洗い場にも血痕が見つかった。浴室の血痕は何者かが血を洗い流した跡。返り血を浴びた犯人が痕跡を消そうとした疑いが強い。玄関の血痕は大人とみられる靴で踏んだ跡だったという。
これらの血痕はDNA鑑定の結果、3人のものと判明。致死量相当に達しており、3人の安否が気遣われる。
≪物取り偽装?≫
一方、寝室のたんすや鏡台の引き出しはすべて開けられていた。ところが、三浦さんの財布は別の部屋でかばんに入ったまま残っていたほか、家の中からは携帯と靴以外なくなっておらず、犯人が物取りを装った疑いがある。捜査本部は怨恨(えんこん)による犯行の可能性も視野に入れ、三浦さんと山下さん家族の交友関係を中心に聞き込み捜査を続けている。
また、三浦さんの携帯の電波が17日夕まで坂出市内の複数の基地局で確認された。同市内で廃棄された可能性もある。
三浦さんは早朝から夕方まで市内の食品製造会社で、夕方からはスーパーで働いていた。同僚らは「まじめな働き者」「もの静かで礼儀正しい」と口をそろえ、清さんも「トラブルの心当たりはない」と話す。
捜査幹部はオウム真理教による弁護士一家殺害事件を引き合いに出し「不可解な事件」とみる。「まだまだ先は長い。有力情報をじっくり待つしかない」と話した。