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出会ったモノの実体を素早く見抜き、ベストな対応をすることの大切さ
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投稿者 茶々 日時 2007 年 10 月 11 日 23:20:17: 6YmOfrLmcqc3Q
 

(回答先: 「自殺サイト」じゃなく、「何でも屋サイト」ではないか(オーマイニュース) 投稿者 茶々 日時 2007 年 10 月 11 日 21:36:49)

 私は当該サイトは見ていないからわからないものの、記事の内容
からして「何でも屋サイト」とみなすのはあまりにも大雑把に括り
過ぎである。少なくとも犯罪か犯罪すれすれのことをやらかすような
サイトであろう、と記事を読んで想像する。

 ただただ残念なのは、自殺志願者(?)が、そんなサイトにアクセス
し、そんなサイトを運営していた人間に殺害を頼んで実行させたこと
である。「死にたかったんだから、希望通りになってよかったんじゃ
ない?」という意見もあるだろうが、腑に落ちないものがある。だい
たい、ネット上でやりとりしただけのどこの馬の骨やらわからない奴
に20万も払って自分を殺させるなどという神経がわからない。どうせ
払うなら私にくれっての(笑)。

 こんなことを書くのは、実は1週間ほど前に、ある食堂で昼食を
とっていた時にたまたま読んでいた女性週刊誌の記事が頭にあった
からだ。
 のちに買おうと思った時は既になく、食堂の方でも処分してしまった
ようなので、その女性週刊誌の名前も号数もわからず、私のうろ覚え
になってしまうが、大体はこういう記事である。

 その記事は、インターネットカフェで寝泊りしている女性への
インタビューを主に構成しており、その女性たちの日常も、基本的には
既に阿修羅でも沢山書かれているのと変わらない、派遣で働くなどの
その日暮らしなのである。ところが最後に、九州から上京してきた
女性がネットカフェ暮らしを脱出したことについて書かれていた。

 その女性はある日、婚約者がいる男性に声をかけられた。それから
その男性と何回か会って話をしたり食事をしたりするうち、男性が
自分の3LDKの部屋に泊めてくれるようになった。
 その男性は今までのネットカフェ暮らしで出会った男性と違い、
決していわゆる男女の関係を迫ることはなかった。それどころか
婚約者も一緒になって、その女性を援助した。
 そしてその女性は、朝起きたら用意されていた手作りの朝食を食べて、
「いつまでもこんな暮らしをしてはいけない、しっかり自立しなければ」
と思ったそうだ。
 その女性は短期バイトで稼いでアパートを借りて、今は小さな
会社の社員となり事務の仕事をしているとのこと。

 この記事によると、男性はその女性を見て「今にも死にそうに見えたから」
助けようと思ったそうである。
 私はこの記事を「ちょっといい話」として片付けるのはもったいないと
思った。
 私は、この男性の「人を見抜く目」を見習いたいと思った。
 この男性は、今まで色々な人と出会って、色々な形で関わりを持って
きたのだろう、人との交わりが多くて、かつそれを豊かな経験として、
大切にしてきたのだろう、などと想像した。

 最初の事件の話に戻るが、その自殺志願者がもし違う人、もし違うサイトに
来ていれば運命が大きく変わっていたかもしれない。案外、それで別人の
ように、生まれ変わったようになることはあるものだ。しかし、この人の
目は最後まで曇ったままだったのだろう。


長文乱文ご容赦。

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