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(回答先: 福岡市元職員 遺族年金だまし取る 詐欺容疑県警逮捕 生活保護維持見返り(西日本新聞) 投稿者 シジミ 日時 2007 年 9 月 27 日 21:50:16)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20070927/20070927_024.shtml
福岡県警早良署は27日、受給者に打ち切りを伝えた生活保護費を不正に継続させて約50万円を着服したとして、詐欺容疑で福岡市城南区保健福祉センター保護課元主査の石井博行容疑者(55)=春日市昇町4丁目、懲戒免職=を逮捕した。市の調査で8世帯から約3100万円をだまし取ったことが分かっており、同署は余罪を捜査する。
調べでは、石井容疑者は同課で生活保護担当だった2006年9月から12月の間に、就職して収入が増加した受給者の女性に生活保護費の打ち切りを通告。一方で、支給廃止の手続きをせずに継続して支給しているように見せかけ、3カ月分の保護費約50万円をだまし取った疑い。容疑を認めているという。
生活保護費は銀行口座振り込みが原則だが、石井容疑者は銀行窓口で保護費を受け取れるようにした上で、受給者と同名の印鑑を自分で押印するなど申告書を偽造し、受給者が銀行で換金する「支払切符」を入手。区役所内の銀行窓口で換金していた。
福岡市の調査によると、石井容疑者は02年4月から今年4月までの5年間に同じ手口で8世帯分、計3117万円を着服。借金返済や飲酒代に充てていたという。同市では博多区保健福祉センターの元職員が、生活保護受給者から遺族年金をだまし取ったとして25日に詐欺容疑で逮捕されるなど、ずさんな実態が表面化している。
=2007/09/27付 西日本新聞夕刊=
2007年09月27日14時24分