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<中華機炎上>燃料2500キロが漏れ、爆発炎上 [毎日新聞]
http://www.asyura2.com/07/nihon27/msg/383.html
投稿者 white 日時 2007 年 8 月 23 日 22:13:38: QYBiAyr6jr5Ac

(回答先: 中華航空機が爆発、炎上 乗客乗員165人脱出 [サンケイスポーツ] 投稿者 white 日時 2007 年 8 月 20 日 22:04:34)

□<中華機炎上>燃料2500キロが漏れ、爆発炎上 [毎日新聞]

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070823-00000071-mai-soci

<中華機炎上>燃料2500キロが漏れ、爆発炎上
8月23日15時2分配信 毎日新聞

 那覇空港での中華航空機事故で、中華航空機から漏れ、爆発炎上した燃料は約2500キログラムに達することが国交省の調べで分かった。事故機が出発地の台北から到着地の那覇までに費やした燃料は約3200キログラムとされ、その78%に相当する量だった。
 国交省が中華航空から実施した聞き取り調査によると、事故機の出発時の燃料は約7920キログラム。着陸時には約4714キログラムだったという。爆発、炎上事故後に国交省が事故機から回収した燃料は約2240キログラムだった。このため、約2500キログラムが漏れたり、爆発、炎上したとみられる。
 事故当時、複数の空港職員が「右主翼と右エンジンの接合部(パイロン)付近から、燃料が滝のように流れていた」「胴体から主脚に液体が流れていた」と証言するなど、燃料は大量に漏れていた。燃料は駐機場の路面にも広がり、熱で気化して発火したため路面は火の海と化していた。
 国交省は右(第2)エンジン付近で漏れた燃料が気化して火災になり、瞬時に延焼する中で機体内の燃料タンクも次々に焼損し、大量の燃料が流出したとみている。【松本光央、松谷譲二】
 ▽杉山善幸・名古屋大名誉教授(航空原動機学)の話 テレビで事故機が燃える映像を見た限り、機体下一面に火が広がっており、相当な燃料が漏れているのではと思っていた。機体がかなりの高温にさらされた結果、燃料が気化して数回の爆発につながったのではないか。機体の左半分がほとんど焼け落ちており、かなりの燃料が漏れて炎上、爆発したと言える。

最終更新:8月23日15時6分


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□パイロン排出口から噴出 事故調断定分解、配管調査へ 炎上中華航空 燃料漏れ [産経新聞]

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070823-00000121-san-soci

パイロン排出口から噴出 事故調断定分解、配管調査へ 炎上中華航空 燃料漏れ
8月23日16時58分配信 産経新聞

 那覇空港の中華航空機炎上事故で、事故機のボーイング737−800型機は、右主翼にエンジンをつり下げる「パイロン」の排出口から大量に燃料が噴出した可能性が高いことが23日、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会の調べで分かった。排出口の真下にあるエンジンの排気口に漏れた燃料が触れて引火したとみられ、事故調は同日、機体の本格的な検証作業を再開。製造元の米ボーイング社の担当者らも立ち会い、焦点となっているパイロンについて工具で外板を切除し、内部の燃料配管の状態などを確認する。

 パイロンは通常の飛行中でも内部を通る燃料配管からわずかに燃料が漏れ出すが、たまった燃料や不要な水分などは複数の金属パイプを通じ、排出口から機外へ捨てる構造になっている。

 これまでの調べでは、事故機は着陸後、誘導路から駐機場へ向かう途中で、パイロン付近から燃料が漏れているのを複数の整備士が目撃。整備士らは事故調の聞き取り調査に対し、「シャワーのように燃料が噴出していた」などと証言しており、事故調はパイロン内にたまった大量の燃料が排出口から一気に噴き出したとほぼ断定した。

 噴出した燃料は高温のエンジン排気口に触れて引火し、燃え広がったとみられ、事故調は配管の破断や接合部の脱落など大量の燃料漏れにつながる異常がないか慎重に調べている。

 事故調はこれまでに事故を目撃した地上の整備士ら関係者約40人の聴取をほぼ終えた。

 今後は機体内部の状況について本格的に調査し、東京に送った事故機のフライトレコーダー(飛行記録装置)やボイスレコーダー(音声記録装置)の解析も進める。

 ■整備不良?/配管品質に問題も

 パイロン内には、左右両翼と胴体下の計3カ所にある燃料タンクからエンジンに燃料を供給する直径約3センチのアルミ合金製の配管があり、他にもエンジンを支える部材や圧縮空気を機体へ送る配管などが通っている。

 国内航空会社の技術担当者によると、燃料配管の接続部はボルトや特殊なゴムで固定。仮にタンク内で接続部が外れて燃料が漏れたとしても、タンク自体に損傷がない限り機外に漏れ出すことはないという。

 またパイロン内にたまった不要な燃料や水分も機外へむき出しになった複数の金属パイプを通じて排出される仕組みになっているが、「想定を超える排出量でない限り、エンジンの排気口に触れて引火することはあり得ない」(技術担当者)という。

 ただパイロンは重いエンジンをつり下げる構造上、離着陸時には強い負荷がかかり、振動は内部の配管にも伝わりやすい。しかもパイロンの素材の一部は樹脂製で、「振動などで配管同士や他の金属部品がこすり合えば、摩擦により穴が空いたり、亀裂が入りやすい」と指摘する。

 過去に起きた航空機の燃料漏れは主翼タンク内の配管とパイロン側の配管の接続が不十分で起きたケースが多い。事故機はボーイング社製の737シリーズの中でも最新の航法システムが採用され、平成14年7月に製造された新しい機種だったが、別の航空会社技術者は「部品の耐用年数が十分あることを考えれば、整備不良が原因としか考えられない」とする。

 航空評論家の青木謙知さんは「配管同士がこすれ、傷つくことは十分考えられる」とし、飛行中や滑走中に配管が損傷した可能性を指摘したうえで、「航空機の製造過程で配管自体の品質に何らかの問題があった可能性もある」と話している。


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最終更新:8月23日17時52分


□<中華機炎上>燃料タンクに穴 ボルト突き破る 事故調発表 [毎日新聞]

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070823-00000112-mai-soci

<中華機炎上>燃料タンクに穴 ボルト突き破る 事故調発表
8月23日20時41分配信 毎日新聞

 那覇空港で20日、台北発那覇行き中華航空120便(ボーイング737―800型機、乗員乗客165人)が爆発、炎上した事故で、事故原因を調べていた国土交通省航空・鉄道事故調査委員会(事故調)は23日午後、右主翼の燃料タンクをボルト(長さ数センチ)が突き破り、直径2〜3センチほどの穴が開いて燃料が外部に流出した可能性が高いと発表した。ボルトは、右主翼前縁部にある高揚力装置「スラット」のアーム(駆動機構)についていた。事故調は、何らかの原因でボルトが脱落または破断し、タンク内に入り込む形になっているトラックカン(アームの収納ボックス、厚さ数ミリ)内に落下し、着陸後にアームが後方に移動して収納された際、ボルトが押された形でタンクを突き破ったとみている。
 事故調によるボーイング社への聞き取り調査では、同じタイプの機体でこれまでに数例、今回と同様に燃料が漏れた例があり、06年にボ社が航空各社に通知していた。火災につながったケースはないという。設計・製造上のミスか、整備上のミスかについて、事故調は「現時点で分からない」としている。
 ボルトが突き破った穴は、同日実施した事故機の調査で、右主翼下面の点検口から燃料タンク内を確認して判明した。
 スラットは主翼の揚力を増す装置で、事故機には左右の主翼前縁部4個ずつ配置され、長さ約1メートルのアームで動かす構造。タンクを突き破ったのは、右エンジンのすぐ外側にある「5番スラット」の棒状のアームについているボルト。脱落または破断したボルトがトラックカンの中でアームに押される形でタンクに突き刺さったとみられ、漏れ出た燃料が右エンジンの高温で気化し発火したらしい。
 事故調はこの他に燃料漏れがあった可能性は低いとみているが、24日以降も事故機の調査を続けるという。
 事故調は目撃証言などから、右主翼と右エンジンの接合部(パイロン)内から燃料漏れがあったとみていた。今回見つかったボルトによる穴はパイロンに極めて近い位置にあるという。【木下武、井崎憲、小林慎】
 【スラット】 主翼の前縁にあり、離着陸する際の低速時に機体が落下しないよう、翼の面積を広げ、機体の揚力を高める装置。巡航飛行に入ると、離陸時に出したスラットを引っ込め、着陸時にもう一度出し、駐機場に向かう間に元に戻す。トラックと呼ばれる鉄棒を油圧のピストンで動かす。収納時は燃料タンクのくぼみ(トラックカン)にトラックが入り、スラットと主翼が一体化する。

最終更新:8月23日21時57分


□燃料タンクに穴、ボルトが突き破る [産経新聞]

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070823-00000928-san-soci

燃料タンクに穴、ボルトが突き破る
8月23日21時55分配信 産経新聞

 那覇空港で中華航空のボーイング737−800型機が炎上した事故で、事故機の右主翼内の燃料タンクに穴が開いていたことが23日、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会の調べで分かった。離着陸時に使う翼前面のスラット(高揚力装置)のボルトがずれ、タンクの壁を突き破っていた。この穴から流出した燃料が大量に流れ落ち、エンジンの熱で発火したとみられる。機体メーカーの米ボーイング社は2005年、これと似たトラブルで燃料漏れが起きたとして、航空会社に点検を求めていた。
 スラットはアームと呼ばれる部品で支えられ、主翼から前方向に突き出す仕組みになっている。事故調が右主翼内部を点検口から調べたところ、アームの端に取り付けられていたボルトが脱落しており、ボルトは燃料タンク内部に達していた。
 事故調は、事故機が那覇空港に着陸し、誘導路を駐機場へ走行しながらスラットを格納した際、ずれたボルトがタンクを突き破ったとみている。
 タンクの穴は、当初調査の焦点となっていたパイロン(エンジンつり下げ部分)に近い位置だったが、パイロン内部の配管に損傷は見つからなかった。
 これを受けて国土交通省は、同系列機を運航する国内3社にボルトの取り付け状態を確認するよう耐空性改善通報(TCD)を出した。
 対象は日本航空インターナショナル(5機)、スカイマーク(同)、エアーニッポン(13機)。燃料管と接する両主翼の一番内側のスラットに限り、24日の始発便までに点検を終えるよう要請した。今後、新たに原因などが究明された場合、さらに点検対象機を拡大することも検討している。
 航空関係者によると、米ボーイング社製の機体でスラットからナットが外れるトラブルが過去に2件あり、うち1件で今回と同様にタンクが破れ、燃料が漏れた。このため同社は2005年12月、各国の航空会社にナットの点検を勧める文書を送付していた。
 中華航空機は20日、那覇空港の駐機場に停止直後、右エンジンから出火。乗客乗員165人全員が機外へ脱出後、左主翼のタンクに引火して爆発、炎上した。

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最終更新:8月23日21時55分

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