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(回答先: 柔道部員投げ続け重傷負わす 中学教諭を送検 [産経新聞] 投稿者 white 日時 2007 年 7 月 02 日 16:15:38)
□部員ボコボコ柔道部リンチ顧問、隠蔽工作&謝罪なし [ZAKZAK]
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007070301.html
部員ボコボコ柔道部リンチ顧問、隠蔽工作&謝罪なし
「息子は2週間前から目をつけられていた」
柔道の全国大会で優勝経験のある中学校の柔道部顧問が、恐怖の乱取りで部員に重い後遺症が出るけがをさせ、神奈川県警に傷害容疑で書類送検された。中学3年だった被害生徒の母親は「事件の2週間前から目をつけられていた」と、教師の計画的犯行を示唆。「リンチは息子だけではなかった」ともいい、とんでもない猛者だったことが発覚した。
県警捜査1課に書類送検されたのは横浜市立奈良中学校(青葉区)の教諭(28)。
教諭は2004年12月24日午後3時すぎ、部員21人とともに部活動を開始。帰宅しようとしていた被害生徒を呼び止め、練習で勝負する「乱取り」を挑んだ。
柔道2段(当時)の教諭は「大外刈り」「背負い投げ」といった大技でまったく格下の生徒を弱らせた上、締め技で意識もうろうとさせた段階で「体落とし」でとどめをさした。4分間にわたって痛めつけられた生徒は何とか立ち上がったものの、教諭は休憩を与えずに投げ技をかけ続けた。
生徒は力尽き、病院に搬送されたが頚椎(けいつい)ねんざや急性硬膜下血腫と診断された。生徒は高校に進学した後も手や唇のしびれや記憶障害が残り、リハビリを続けている。
「先生はめっちゃ楽しくて、ノリがいい。人望が厚くてなんで3年前のことで…って感じ。こんなことでやめないでほしい」と語るのは、同中学校の女子生徒(14)。柔道部以外の生徒からすこぶる評判のいい教諭は横浜出身で、桐蔭学園高を卒業。一浪して埼玉大教育学部へ入り、02年4月に、同校に赴任した。
柔道の戦歴は輝かしく、同年11月の講道館杯73キロ級で優勝。03年2月のハンガリー国際(2回戦で敗退)にも出場するなど、現役選手として活躍していた。
「当時、中学校には柔道部がなく、先生は野球部の顧問をやっていた。その後、体力がありそうな生徒をスカウトし、格技場を剣道部と折半しながら練習していた」(生徒)
「息子は03年秋に先生からスカウトされました」と語るのは被害生徒の母親(57)。「上の学年の子も先生からけがをさせられたが、学校が事実を握りつぶした。そのときに学校がきちんと対応してくれれば、うちの子の命にかかわるようなことにならなかったのに…」と話す。
自慢の“選手”を守るべく学校や教育委員会は隠蔽(いんぺい)工作に奔走。母親は「教委からは『けがは電柱にでもぶつかったから』といわれた。先生からの謝罪もない」と憤る。
教諭は県警に「態度が悪く、しつけの一環だった」と供述しているというが、母親は「まったく違う。2週間前からうちの息子は『やられる』と察して逃げていたが、その日、呼び止められてしまった」と反論する。
捜査幹部は「3年生は卒業も迫り、選手としては“用済み”。後輩の面倒をみない生徒にしびれを切らした」と語る。
理由はどうあれ、教育的指導は必要だろう。
ZAKZAK 2007/07/03