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(回答先: 岩手の母娘殺害事件、30歳塗装業の男に死刑判決 [読売新聞] 投稿者 white 日時 2007 年 4 月 24 日 23:35:37)
□若林被告に死刑判決 岩手・洋野母娘殺害 盛岡地裁 [河北新報]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070425-00000011-khk-l03
若林被告に死刑判決 岩手・洋野母娘殺害 盛岡地裁
4月25日6時12分配信 河北新報
岩手県洋野町種市で昨年7月、会社員上野紀子さん=当時(52)=と二女の同友紀さん=当時(24)=が殺害された事件で、強盗殺人、死体遺棄などの罪に問われた青森県五戸町上市川、塗装業若林一行被告(30)の判決公判が24日、盛岡地裁であり、杉山慎治裁判長は求刑通り死刑を言い渡した。
杉山裁判長は「女性の2人暮らしであることを犯行前日に知り、金などを奪おうと帰宅を待ち伏せした。犯意は強固で執拗(しつよう)だ」と計画性を指摘。「パチスロなどで借金をつくり、生活費などに窮して犯行に及んだ動機に酌量の余地はない」と述べた。
「2人の恐怖、無念などは筆舌に尽くしがたく、遺体を遺棄されるなど死後も苦痛を被った。遺族の悲痛や落胆は極めて深い」と被害者感情に言及。「殺害は顔を見られたことによる突発的なものだった」とする弁護側主張を「抵抗抑圧や犯行発覚防止のためだった」と退け、「責任は誠に重大であり、極刑をもって臨むほかはない」と結論付けた。
若林被告はこれまでの公判で起訴事実を全面的に認めている。判決後、弁護側は「被告と話し合って控訴するかどうかを検討する」と語った。
判決によると、若林被告は昨年7月19日午後3時ごろ、強盗と乱暴の目的で上野さん方に侵入。夕方に相次いで帰宅した2人の首を絞めるなどして殺害し、現金2万2000円やゲーム機などを奪い、2人の遺体を付近の山中に捨てた。
◎遺族「刑の早い執行望む」
「被告人を死刑に処する」。24日、盛岡地裁で言い渡された岩手県洋野町の母娘殺害事件の判決。杉山慎治裁判長が死刑の主文を読み上げた瞬間、傍聴席の遺族は目元を押さえ、ジャージー姿の若林一行被告(30)はうつむいたままだった。
公判は午後2時に始まり、主文は後回しになった。殺害された上野紀子さん=当時(52)=と友紀さん=当時(24)=の遺族約10人が傍聴し、じっと目を閉じて量刑理由に耳を傾けた。
30分後に主文が言い渡され、紀子さんの長男らは報道機関の質問に文書で回答を寄せた。
死刑判決について「状況がどうであれ、まだ(若林被告は)生きているわけで、それがなんとも許せなくて。でも少しは気持ちの整理がつくような気がします」と無念の心境を明かした。若林被告に対しては「ただただ憎いだけです。早めの刑の執行を望みます」と怒りをあらわにした。
若林被告は、被告人質問で「死刑でも受けるつもりでいる」と述べていた。死刑求刑後に接見した弁護士が、死刑の可能性を説明した際も動揺はなかったという。判決を含む計5回の公判で、若林被告が傍聴席の遺族らに顔を向けたことは1度もなかった。
最終更新:4月25日6時12分