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□みなみ信州農協職員360万円着服 農機具修理技術代 [信濃毎日新聞]
http://www.shinmai.co.jp/news/20070422/KT070421FTI090003000022.htm
みなみ信州農協職員360万円着服 農機具修理技術代
4月22日(日)
みなみ信州農協(飯田市)は21日、40代男性職員が9年間にわたり、組合員から預かった農機具修理の技術料総額360万円余を着服していた−と発表した。近く職員を懲戒解雇する。会見した松下数之組合長は「再発しないよう一生懸命努める」と陳謝、再発防止に向け内部統制確立委員会を設けた。
同農協によると、この職員は経済部農機課中央農機センターに所属し、飯田市内での農機具販売と修理を担当。3月24日に組合員から「修理代が高すぎるのでは」との問い合わせがあり、内部調査をしていた。
これまでの調査結果によると、職員は1999−2007年3月、農機具修理の際に現金で受け取った1件当たり2000−13万円の技術料を計94回にわたって着服。3月に問い合わせをした組合員には3回、計11万円を水増し請求していたという。着服した金は住宅ローンや家族の病気治療代のほか、一部は遊興費にも充てたらしい。
確認できた被害額は360万円余で、既に職員が全額を弁済。水増し請求分は組合員に返還した。ただ、今後調査が進めば、さらに額が増える可能性もあるという。
同農協は、技術料について、担当職員が直接現金をやりとりするのを原則禁止していたが、松下組合長は「携帯電話などで直接本人に修理依頼があり、業務の全容を把握できなかった」と説明。刑事告訴については「本人や家族の将来、調査の結果を考慮した上で判断したい」とした。