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□投資金詐欺 リッチランド会長ら17人逮捕 合同捜査本部 [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070130-00000016-maip-soci
投資金詐欺 リッチランド会長ら17人逮捕 合同捜査本部
1月30日17時17分配信毎日新聞
「預けた金が倍になる」と持ちかけて出資者から現金をだまし取ったとして、警視庁などの合同捜査本部は30日、詐欺容疑で健康食品販売会社「リッチランド」(東京都北区)の佐伯万寿夫会長(61)ら17人を逮捕した。合同捜査本部は、配当の見込みがないのに架空の投資話で出資を募っていたことが詐欺に当たるとみており、1万人から集めた総額約500億円の流れを解明する。
消費者が被害に遭う近年の詐欺被害としては、栄養補助食品の販売事業への投資を募った「八葉グループ」(02年摘発、推定被害1549億円)や「足裏診断」の「法の華三法行」(00年摘発、同950億円)に次ぐ規模。
調べでは、佐伯容疑者らは04年2〜6月、東京都新宿区のホテルなどで事業説明会を開催。豊島区の飲食店経営の女性(当時59歳)ら7人に対し、「金額に応じて出資金が5年間で2〜2.5倍になる。必ずもうかる」と持ちかけ、現金計4600万円をだまし取った疑い。
「海外の探検家と契約して沈没船を引き揚げ、積み荷の金貨や陶器をオークションにかけて利益を得ている」「安全性の高いペットボトルのキャップの特許を取得した会社と提携した」「経済発展で地価が暴騰しているロシアやルーマニアの不動産投資で、すごい利益が得られる」などと架空の投資話を宣伝。「50万円のコースに参加すれば5年間で2倍の100万円、300万円のコースなら2.5倍の750万円になる」と、高利の配当を約束していた。
同社は出資者を会員としてマルチ商法も展開。新たな会員を募った既存会員に報酬を渡すなどして出資者を増やしていた。04年春ごろには資金繰りが悪化。実質的には新規の出資金を既存会員の配当に回すなどの「自転車操業」だったという。
警視庁は昨年5月、被害者の多い福岡、静岡両県警と合同捜査本部を設置。態勢を強化して捜査を進めてきた。静岡県内では投資した約40人が同社などを相手取り、約2億円の損害賠償を求めて民事訴訟を起こしている。
民間信用調査機関によると、同社は99年11月に設立、資本金2000万円。02年11月期の売上高は20億円。
最終更新:1月30日17時17分
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□リッチランド詐欺 会長ら17人を逮捕 架空投資、500億円超集め [産経新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070130-00000029-san-soci
リッチランド詐欺 会長ら17人を逮捕 架空投資、500億円超集め
1月30日16時35分配信産経新聞
東京都北区の健康食品販売会社「リッチランド」(業務停止中)が、破綻(はたん)後も「出資金が1年で2倍になる」などと実体のない投資話で現金をだまし取っていたとされる事件で、警視庁と静岡、福岡両県警は30日、詐欺容疑で同社会長、佐伯万寿夫容疑者(61)=埼玉県川口市=や同社幹部ら17人を逮捕した。同社は全国の1万人以上から500億円超を詐取したとされ、警視庁などは資金の流れを詳細に調べ、巨額詐欺事件の全容解明を急ぐ。
同社は平成10年ごろから、健康食品などを会員に買い取らせ、「会員を勧誘して販売すればリベートが得られる」と、マルチ商法で会員を拡大し多額の現金を収集。沈没船の財宝引き揚げや「東欧の不動産投資で利益が出る」などと事業実体のない投資話で出資を募り、破綻状態に陥った17年春以降も芸能人らを招いたパーティー説明会を開き、出資金と称して現金を詐取していた。
佐伯容疑者は、新規会員を獲得する見返りに紹介料名目で報酬を支払うシステムを採用。警視庁などは、紹介料を得ていた幹部会員が佐伯容疑者らとともに積極的に多くの会員を獲得したことが被害を拡大させた要因と判断、幹部会員についても犯行に加担したとして逮捕に踏み切った。
詐取した500億円超のうち約100億円を海外事業への投資と称して欧州の銀行などへ送金していたが、投資実態や国内への利益還元の送金はなかった。残りの400億円は別の会員の配当として自転車操業的に回したり、遊興費にあてていたとみられる。
調べでは、佐伯容疑者らは16年2月下旬から6月中旬にかけて、新宿区内のホテルなどで開いた説明会で、「沈没船の財宝引き揚げや東欧の不動産投資で利益が入る」などと事業実体のない虚偽の投資話をし、豊島区内の女性飲食店経営者ら7人から計約4600万円を詐取した疑い。
最終更新:1月30日16時35分
□リッチランド架空投資、会長ら17人を詐欺容疑で逮捕 [読売新聞]
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リッチランド架空投資、会長ら17人を詐欺容疑で逮捕
1月30日14時43分配信読売新聞
全国の約1万人から500億円以上を集めた東京・北区の健康食品会社「リッチランド」が、架空の投資話で高配当を約束し、出資金をだまし取ったとして、警視庁と静岡、福岡両県警の合同捜査本部は30日、同社会長ら17人を詐欺容疑で逮捕した。
同社は、出資済みの投資家に2〜10%の紹介料を支払い、新規の出資者を勧誘させるマルチ商法の手口で、多額の資金を集めていた。
逮捕者の中には、1997年に摘発された「和牛預託商法」で有罪判決を受けた元会社社長らが含まれており、捜査本部は、この元社長らが中心になって被害を拡大させたとみている。
逮捕されたのは、リッチランド会長の佐伯万寿夫容疑者(61)、同社相談役の深山正規(みやま・まさのり)容疑者(62)など。深山容疑者は、高配当や元本保証をうたって和牛オーナーを募集した会社の元社長で、97年12月、和牛預託商法の主犯格として、出資法違反容疑で静岡県警に逮捕され、その後、執行猶予付きの有罪判決が確定していた。また、リッチランドから多額の紹介料をもらい、新規の出資者集めに協力した出資者も逮捕された。
最終更新:1月30日14時43分
□会長ら17人逮捕=詐欺容疑、リッチランド−架空投資話で500億円・警視庁など [時事通信]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070130-00000071-jij-soci
会長ら17人逮捕=詐欺容疑、リッチランド−架空投資話で500億円・警視庁など
1月30日12時1分配信時事通信
「沈没船の財宝引き揚げに投資すれば、倍にして返す」などと偽り、架空の海外投資話で金をだまし取ったとして、警視庁と静岡、福岡両県警の合同捜査本部は30日、詐欺容疑で、健康食品販売会社「リッチランド」(東京都北区)会長佐伯万寿夫容疑者(61)=埼玉県川口市=ら17人を逮捕した。
逮捕者の中には同社元幹部のほか、新たな会員を獲得する見返りに「紹介料」を得ていた幹部会員も含まれている。
合同捜査本部は、全国の1万人以上から総額約500億円を集めていたとみて、資金の流れの詳細を調べ、大型詐欺事件の全容解明を進める。
最終更新:1月30日13時1分