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http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070129k0000e040059000c.html
東京都杉並区の野元富恵さん(86)宅で男女2人の遺体が見つかった事件で、警視庁荻窪署捜査本部は28日夜、2人の身元を富恵さんと長男の新一郎さん(61)と断定した。廊下などに靴跡が残り、室内から血の付いたナイフが見つかっていたことから、捜査本部は犯人は土足で侵入し2人をナイフで殺害した可能性が高いとみている。
調べでは、富恵さんは1階、新一郎さんは2階で寝ているところを襲われたとみられ、あおむけで布団が掛けられていた。いずれも左胸を刺されていた。新一郎さんは右足も刺され、両手には抵抗した際にできたとみられる傷が十数カ所あった。富恵さんは布団の上から刺されていたという。
靴跡などから、犯人は1人で無施錠の勝手口から侵入したとみられ、たんすの引き出しが開き、衣類が散乱していた。
富恵さんは24日午後8時ごろ、別居している家族と電話で話していた。25日正午からの町内会の新年会には姿をみせず、新聞販売店の担当者が同日午前11時ごろに集金に訪れた際にも応答がなかった。捜査本部は24日夜から25日朝の間に殺害されたとみている。
新一郎さんは建築設計会社勤務で、自宅で仕事をしていたという。
捜査本部によると、近所では今月18日に民家2階のベランダに男が侵入。家人に声をかけられ逃走する事件があった。空き巣被害も相次いでいるという。
【鈴木泰広】