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民主攻勢強める「政権はサミットまでもたない」 (ZAKZAK)
ガソリン税の暫定税率廃止を目指す民主党は、福田首相の新提案について「ゼロ回答で詐欺に近い」(中堅)と猛反発。首相と自民党執行部に大きな溝ができたこともあり、攻勢を強める構えだ。
首相の会見を受けた27日夕、民主党は小沢代表を除く主要幹部が国会内で対応を協議した。その結果、暫定税率撤廃を否定しており、民主党の考えと相いれないとの認識で一致した。
その後、鳩山氏は電話で小沢氏に幹部会の結果を報告。鳩山氏が首相の新提案を読み上げ、「ファクスしましょうか」と聞くと、小沢氏は「新しいものは何もないな。送らなくていいよ」と言下に断り、新提案を相手にしない姿勢を鮮明にした。
菅直人代表代行は会見で「一般財源化の約束は評価するが、わが党は暫定税率廃止を主張しており、まったく意見を異にしている」と理由を説明。鳩山由紀夫幹事長も「首相(の提案)は官僚の作文ではないか」とこき下ろした。今回の新提案で、民主党内には首相に対する不信感がさらに強まっている形だ。
小沢氏周辺が「首相の提案は詐欺だ。自民党の道路族をまとめられない。約束を守る担保がない」と言えば、中堅幹部もこう言い放った。
「首相の提案は、実施時期などすべて先送り。要するに首相の座にしがみつくため、付け焼き刃で出したものだ。自民党内の調整などもまるでできておらず、こんなものには絶対に乗れない」
実際、与党側は首相会見とほぼ同時刻、首相の新提案の失敗を見越したように、ガソリン税の前提税率維持を含む租税特別措置法案のうち、道路財源以外の減税・非課税措置を4月末まで延長する「つなぎ法案」を提案している。
民主党有力筋の1人は「政府・与党はもはやバラバラ。福田政権はサミットまでもたないだろう」と語った。
ZAKZAK 2008/03/28
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_03/t2008032802_all.html