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チベット反政府デモ、今後の対応を解説
<3/16 2:52>
中国のチベット自治区・ラサで14日、反政府デモが発生した。中国政府はどのような対応に出るのか、宮崎紀秀記者が解説。
チベットでの政治や宗教の自由を求める動きを、中国は一貫して国家の分裂を狙う犯罪分子と糾弾してきた。しかし、国際社会、特に西欧諸国は、チベット問題を人権抑圧の構図でとらえており、中国は、外交部・秦剛報道官が会見で「チベット問題を北京オリンピックと関連付けて、オリンピックを政治問題化しよう図っている。その狙いは賢明ではなく、実現できない」と述べたように、この問題をオリンピックと関連付けられることに神経をとがらせている。
実際に、反体制側もこうした国際社会の関心の高さに後押しされる形で、今後も活動を活発化させるとみられる。
一方、胡錦濤国家主席は15日、再任された。かつてチベット自治区の党書記として暴動を鎮圧し、功績を挙げた胡主席にとって、くしくも同じチベットで難問を抱えての2期目スタートとなった。
この問題は、統制の手を緩めれば、内外の反体制派を勢いづかせる危険をはらんでいる。しかし、武力弾圧のような強硬手段に出れば、国際社会での信用を失うだけに、中国は極めて難しい対応を迫られている。
チベット反政府デモ、今後の対応を解説
http://www1.ntv.co.jp/news/wmtram/dw/ng.html?m_url=080316004&n_url=105236