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元NHK記者に2審も有罪 放火8件、大阪高裁【中日新聞】
2007年9月4日 12時11分
民家などに繰り返し火を付け、計8件の放火と放火未遂の罪に問われた元NHK大津放送局記者笠松裕史被告(26)の控訴審判決で、大阪高裁は4日、懲役7年の1審大津地裁判決を支持、被告側の控訴を棄却した。
判決理由で片岡博裁判長は、犯行状況を詳述した捜査段階の供述調書の信用性を認めた上で「行為の結果を予測する能力は保たれ、燃焼の可能性も十分認識していた」と指摘。1審に続き限定的に責任能力を認め、心神喪失だったとする弁護側の主張を退けた。
判決理由の朗読中、笠松被告は納得できない様子で首を左右に振り「それは違う」と発言して裁判長からたしなめられた。言い渡し後、傍聴席に向かって「道義的責任は感じるが、供述の任意性が認められたことは残念」と話し退廷した。
(共同)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007090401000221.html