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朝青龍診断医は包茎クリニックだった…本人直撃! [ZAKZAK]
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投稿者 white 日時 2007 年 8 月 06 日 18:33:49: QYBiAyr6jr5Ac
 

(回答先: 朝青龍診断に医学者から“物言い”「神経衰弱」は戦前の病気 [スポーツ報知] 投稿者 white 日時 2007 年 8 月 06 日 18:25:05)

□朝青龍診断医は包茎クリニックだった…本人直撃! [ZAKZAK]

 http://www.zakzak.co.jp/spo/2007_08/s2007080602.html

朝青龍診断医は包茎クリニックだった…本人直撃!
診断医「コンプレックスを治療する意味では矛盾しない」

 仮病疑惑で自宅引きこもり状態が続く朝青龍(26、高砂部屋、写真)を「神経衰弱」と診断した本田昌毅医師(37)が、包茎手術などの形成外科を専門として形成クリニックを経営していることが6日、分かった。ただ、医師免許があれば、専門領域は限定されない。本田医師は夕刊フジの取材に「精神科が専門」と答えているが、学会内では「彼は形成外科が専門のはずで、診断には疑問が残る」と指摘する専門家もいる。裁判でいえば、本田医師は「弁護側」の鑑定医ともいえるだけに、日本相撲協会の正式な医師の派遣も必要となってきた。

 夕刊フジが6日朝、沖縄医院に出勤前の本田医師を直撃すると、「私の中では(包茎治療も精神治療も)一緒。コンプレックスを治療する意味においては、その元を絶たねばならないので、矛盾はしない。精神保健指定医にも認定されている」と話した。

 本田医師は1997年に、昭和大学医学部を卒業。99年まで東北大学医学部付属病院勤務で勤務の後、01年まで包茎手術を専門とする大手美容外科クリニックに勤務。技術指導医を経て、03年に本田ヒルズタワークリニック院長に就任。現在、東京、沖縄で『本田ヒルズタワークリニック』など3院を経営する包茎界のカリスマ医師だ。

 包茎治療の権威は朝青龍を診断した結果、「感情の起伏が激しく、発言も支離滅裂。3日も食事ができず、3、4日もすればうつを発症するほど深刻で、いますぐモンゴルに帰国させる必要がある」と発言。朝青龍本人も1時間に及ぶ治療の最中に、「つらい。モンゴルに帰って治したい」と訴え続けていたことを明らかにしている。

 本田医師の診断に疑問を唱えるのは、精神医学の権威、医学博士の小田晋氏(74)。小田氏はまず、「彼は形成外科が専門であり、今回の診断には疑問が残ります」と指摘する。

 「精神科医として、神経衰弱はそもそも使う言葉ではない。客観的なデータもなく、患者の言うことが絶対となる分野。専門はともかくとして、患者の“弁護士”としては、鬱病(うつびょう)を発症して自殺してしまうリスクを考え、要帰国治療と診断せざるをえなかったのだろう」と理解は示したものの、「私人ではなく、相手は確信犯の横綱。国民の理解は得られないでしょうな」と分析する。

 本田医師は、自らが鬱病にかかった経験をつづった「“うつ”の夜明け」(文芸社)の自著もある。形成外科を専門とする「本田ヒルズタワークリニック」は、イメージキャラクターにはAV男優の加藤鷹を起用し、沖縄でもCMが頻繁に流される有名病院だ。

 沖縄在住経験のある男性会社員(28)は「本田医師の病院は巨人の村田真一氏と斎藤雅樹氏が耳に残るメロディーを歌いながら登場し、よくCMが流れていたので、印象的でした」と話す。

 本田医師は「あくまでも精神科が本業だが、確かに副業として形成外科医をしています。ウィークデーは精神科医として、週末は沖縄で形成外科クリニックを開業しています。朝青龍とは共通の知人を介して飛行機の中で知り合いました」と説明する。

 本田医師の診断について、都内私立大学病院に勤務する現役医師(33)も「(あの診断は)明らかに作っています。『神経衰弱』は病名ではなく“状態”に過ぎません。包茎手術はメンタル的なケアも重要ですから、そのあたりから精神医学を実践していった可能性が高いですね。患者が全幅の信頼を置いて、悩みを打ち明けるのであれば、主治医であることに変わりはありませんが、どこまでいっても『専門医』とはいえませんね」と厳しい。

 「神経衰弱」とは、精神医療の世界では1960−70年代にかけてよく使われた過去の遺物的な病名だ。1920年に精神科医の森田正馬氏が唱えた森田療法では、対人恐怖や強迫神経症、不安神経症など幅広い範囲の精神疾患を指す言葉として使われた。

 本田医師が明かした朝青龍の病名を聞いて、精神科医の和田秀樹氏は、「顔を見る前は、60−70代のおじいさんかと思った」と驚いたという。

 和田氏によると、神経衰弱とはノイローゼになった状態だが、鬱病などを含む相当広い範囲を指すことができるため、かつては患者が社会的な差別を受けず、患者本人も病名を聞いてショックを受けないように便利に使われたという。

 東京慈恵会医科大学付属病院精神神経科医師の頴原禎人氏は「古い精神医学の概念で、近年の医学会では使わないようにしようという動きもある」と話し、この病名自体にあまり意味はないという。

 不眠、体重減少、日常の活動力が落ちるなどの状態が2週間続けばうつ病の疑いが高いとなり、抗うつ剤などを投与するなどの具体的な措置がとられるが、朝青龍の場合は、まだうつ病と判断するには日が浅い。

 頴原氏は、「うつ病と確定できないため、神経衰弱という表現しかできないのではないか」とし、「例えば、お葬式の後など遺族が精神的ショックから一時的にうつ状態に陥ることがあるが、それが2週間続かなければうつ病と判断されることはない」と話している。

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ZAKZAK 2007/08/06

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