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(回答先: 少子化を放置すれば、個人の健康を守り安全で快適でもある社会システムは破壊される恐れがある/金子勇 投稿者 短足鰐 日時 2008 年 3 月 08 日 12:35:12)
(前掲書から)
〈人口爆発から人口減少へ〉
「21世紀の今では驚くことだが、わずか40年前の世界の人口学界においては、発展途上国の人口爆発現象だけではなく、日本も含む先進国の将来でも人口増加問題がありえるとして真剣に危惧されていた。
たとえば、1970年における厚生省人口問題研究所の未来予測では、2000年の「年少人口比率」を20.9%と見なしていた。しかし2000年の国勢調査の結果は14.6%であった。このように日本の人口論では、わずか1世代が交代する30年という期間の将来人口予測さえ、完全に誤った歴史をもっている」。
〈2015年問題とは何か〉
「団塊世代を、私は1947年から1950年の4年間に誕生した人びとを総称すると見なしている。団塊世代は戦後の4年間で総計1039万人誕生した厖大な人口圧力になっている。かりに2015年の生存率を2003年の9割と想定すると、「2015年生存者数」は総数805万人が得られる。
すなわち団塊世代最後の1950年生まれが65歳になるときに、わずか4年間で800万人が高齢者の側に分類されるようになるのである」。
〔短足〕
人口の動態予測は、専門家集団でも間違ってしまうという。発展途上国の人口増は「貧困」が再生産しているとの見方もある模様。日本はすでに「負の勾配」に入っており、日本における適性人口を1億人と想定しても(金子)、ここに踏みとどまるのは容易なことではないと思われる。まさに百年の大計が求められる課題だろう。非専門化がアレコレ思いついても、それだけの話である。ここでは問題意識の提示にとどめたい。
〔前の投稿で、「創造力」→「想像力」に訂正〕
世界の“人口爆発”の予測はどこに行ったか?/矢沢潔
http://www.asyura2.com/07/nature2/msg/556.html
投稿者 短足鰐 日時 2008 年 2 月 21 日 20:19:48: 1dEIvwQCPSw5M
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