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奄美市と瀬戸内町境の林道一帯で12日、国の特別天然記念物アマミノクロウサギの死骸(しがい)が大量に見つかった。死骸は不完全なものも含め11体分に上るとみられ、環境省奄美野生生物保護センター(大和村)が死骸を解剖し死因の特定を急ぐなど調査している。
奄美市教育委員会によると、死骸が見つかったのは同市住用町市と瀬戸内町嘉徳を結ぶ林道上。12日朝、道路沿いの草払いに来た作業員らが見つけた。同市教委を通じて連絡を受けた同センター職員らが現場を調べたところ、死骸は同市側に7体、同町側に4体。7−8キロの区間に500メートル−1キロ間隔で点々とあった。白骨化したものが2、3体あるが、残りは比較的新しいという。
作業員らは9日にも現場を訪れているが、その際は死骸に気づいておらず、多くは9日から12日朝にかけて死んだものとみられる。
林道はアスファルト舗装され、幅4−5メートルあるが、両側から草が覆いかぶさった状態。瀬戸内町側は嘉徳の手前ががけ崩れのため通行止めになっており、自然観察目的のほかに車が通ることはあまりない。
同センターの鑪(たたら)雅哉・自然保護官は「これだけ大量の死骸がまとまって見つかるのは、私の知る範囲では聞いたことがない。一体一体を慎重に調査し、まず死因の特定を急がなければならない」と話した。
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