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(回答先: 類人猿化石の学名に日本人学者名 ケニアで事故死(朝日新聞) ― 「ナカリピテクス・ナカヤマイ」 投稿者 シジミ 日時 2007 年 11 月 13 日 20:27:27)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007111301000068.html
2007年11月13日 07時11分
京都大などの研究グループが2005年にケニアで発見し、人と現生類人猿の“共通祖先”の可能性があるとしていた約1000万年前の大型類人猿「ナカリピテクス」の化石が、ギリシャで見つかった類似の化石より原始的な特徴を持つことが分かり、米科学アカデミー紀要電子版に13日発表した。
京大の国松豊助教(自然人類学)は「ナカリピテクスの一部が分岐し、アフリカから欧州に渡った可能性がある」としている。
グループは、見つかったあごや歯の化石年代を990万−980万年前と推定。過去にギリシャで見つかったウーラノピテクス(960万−870万年前)と比べ少し古く、原始的な特徴を持つことを確認した。
アフリカでは1300万年前以後の類人猿化石の発掘が少ない空白期がある。このため人類とチンパンジー、ゴリラが分かれる前の共通祖先が、いったん欧州など他地域に移住し、再びアフリカに戻ったと考える専門家もいる。
今回の結果はこの説を否定する内容。国松助教は「空白期にもアフリカに類人猿が脈々と生きていた」と話している。
(共同)
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