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「ロシアの権力集中は民主主義の足かせ」と米国務長官(CNN)
2007.10.14 Web posted at: 14:36 JST - CNN/AP
モスクワ──ライス米国務長官は13日、訪問先のロシアで、
ロシア政府がプーチン大統領の下で中央集権化を進めており、民主主義への取り組みを脅かしている、との認識を明らかにした。
ライス長官は現地の人権活動家8人との会談後、記者団に対して
「権力が大統領に過度に集中していると思う」と述べ、ロシアの司法および電子メディアの独立性、下院の力について疑問があると指摘した。
ライス長官はまた、人権活動家らとの会談で、民主化運動を目的とする市民団体を設立し、大統領からの圧力強化を受けた国家権力の独断的行使に対抗するよう促したことを明らかにした。ロシア大統領報道官はこの件について、今のところ何もコメントしていない。
米政府はロシアの下院選(今年12月)と大統領選(来年3月)を前に、強権姿勢を強めるプーチン大統領に懸念を示している。プーチン大統領は来年の任期満了で退任する予定だが、下院選に与党「統一ロシア」の比例代表名簿第1位で立候補し、首相に就任して、引き続き政治の主導権を握る意向にある。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200710140008.html