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(回答先: 社会と権力、何が実体なのか? 選挙で反ファシズム戦線? 投稿者 松浦 日時 2007 年 7 月 28 日 00:18:24)
富士山があるから、日本はすばらしい。
九条があるから、日本は平和だ。
九条を基底に平和を語り、平和主義を主張するなら、それなりの国民一人一人に、「胆力」と「気構え」が必要である。
守るべき、平和の価値が一人一人に、明確に意識されなくてはならぬ。
そして、流動化する世界の中で、日本の平和がどう実現されていくべきか、不断の国民間の対話、努力が要請される。
日本の平和、そして平和への意志は、政治、経済、外交、文化活動、そして、国民一人一人の言動に光り輝いていなければならない。
そして、羊の皮をかぶった、狼とは云わなくとも、その毛皮の下に、常に「平和のアンテナ」を研ぎ澄ませていなくてはいけない。
「自分の利益を的確に非暴力的に表現する訓練」、交渉力、国際政治を見る眼、国家間では外交力の強化、
こんなものが、「平和に直接、間接に結びつく」のだと思う。
平和は、武力だけでは得られない。かといって、日本には、富士山があり、九条があるといっただけでも実現できない。
僕が、一番大事だと思うのは、一人一人の平和への意思であり、それを、それを世界に発信し、隣国、世界からの尊敬を集めることだと思っている。
そしてその一人一人の平和への「思い」、そして「行動」が、国全体で、光り輝くようになるとき、日本の防衛力は飛躍的に高まる。
そして、いろいろな平和戦略のなかで、それが一番難しいものであり、軍事ファンには退屈なものかもしれない。
そして、金銭的に高くつくかもしれない(戦争のコストと不幸を考えれば、結果的には安い)。
当たり前のことだが、防衛力、即軍事力だとは思っていないし、「全世界が平和でありますように」というビラを貼りまくっても、平和は実現されない。
しかし、人間が、将来にわたり、環境問題を含めて、人が住むに値する世界を構築したいなら、僕の考えはあながち、間違えではないと思う。
交渉力が問われる、「応用問題」に弱い試験秀才の外交官たち、親が「エライ」だけの「二世議員」たち、
ポピュリストたちの、「複雑な問題に対する安易な解決策」に喝采を送るおじさん、おばさん、おにいさん、
エコハンドバックの飛びつく、お嬢さん、はなはだ心もとないのである。
世界の新聞に目を通していればわかると思うけど、アジアの話題の中心は、中国ですよ。