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(回答先: 「我、自衛隊を愛す故に、憲法9条を守る―防衛省元幹部3人の志」(『日常生活を愛する人は?』-某弁護士日記) 投稿者 gataro 日時 2007 年 6 月 04 日 12:49:44)
当阿修羅では護憲というと決まって、国会における護憲派議員を増やすにはどうしたらよいか、という方向での議論がもっぱらだ。だがよく考えてみよう。国会ではすでに改憲政党に所属する議員は90%を超えている。今のところ色んな利害があって、一致して改憲の方向に走り出してはいないけれど、議席の上ではとっくにこの勝負には決着が付いてしまっている。国民投票法も成立した。確かに護憲派議員が1人でも多数国会に議席を占めていることは、憲法問題の審議をする上ではきわめて重要だ。だがそれがすべてではないはずだ。
では何がすべてかというと、それは国民投票で多数がノーの意志表示をすることだ。改憲派の代表的新聞である読売新聞が、今年世論調査で興味ある結果を発表した。
憲法「改正」賛成46%、3年連続で減少…読売調査
http://www.asyura2.com/07/senkyo32/msg/1010.html
投稿者: 天空橋救国戦線 2007/4/05 20:15:00
そこにはこんなことが ⇒
>読売新聞社が3月17、18の両日に実施した憲法に関する全国世論調査(面接方式)によると、憲法を「改正する方がよい」は46%で、「改正しない方がよい」は39%だった。
> 1993年以来15年連続で、改正派が非改正派を上回った。
> ただ、改正派は昨年調査に比べて9ポイント減り、3年連続で減少した。非改正派は昨年比7ポイント増えた。
そして9条については ⇒
> 9条のうち、戦争放棄をうたった第1項については、改正の必要が「ない」が80%に達した。「ある」は14%だった。戦力不保持をうたった第2項は、改正の必要が「ない」が54%、「ある」が38%だった。
憲法改定の旗振りをしてきた読売新聞の世論調査ですら、「護憲」特に「9条死守」の根強い国民の意志をもはや誤魔化すことはできないのだ。
この3年の傾向と軌を一にするものは、それは一体何か。言わずと知れた「9条の会」の結成と「会」を中心とする「草の根」活動の進展だ。「9条の会」は2004年6月1日に結成され、いま丁度結成3周年を迎えたばかりである。現在は各地で「9条守れ」の住民過半数署名運動に取り組んでいる。
その様子が次のようにネットで報告されている。
ようこそ憲法9条を守る県民過半数署名のページへ
http://www.nclo.gr.jp/
「憲法九条を守るわかやま県民の会」ニュース
http://www.naxnet.or.jp/~w-chihyo/annpo/kenpo52.htm
過半数署名と九条の会(土佐高知の雑記帳)
http://jcphata.blog26.fc2.com/blog-entry-337.html
旧西土佐村で有権者過半数/憲法9条改悪反対署名/高知の会で4つ目(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-03-30/2007033004_04_0.html
20万署名達成に確信もち さらに、60万県民過半数署名達成に向けて ダッシュ!(岩手県生活協同組合)
http://kenren.jccu.coop/iwate/04news/news_060422_01.html
めざそう府民過半数署名。熱い思いを共有しました!(大阪憲法会議・共同センター)
http://osaka-kenpou.web5.jp/html/report/2005_11_3.html
これらの活動が重視しているのは、共産党や社民党などの護憲勢力といわれる人たちだけでなく、保守に足場をおく人たちを巻き込んだ運動になっていることだ。
保守、革新の違いを超えて、「9条守れ」の運動を幅広く起こしていくことこそが、今一番に望まれている。