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戦艦の沈没時、艦長の選択は2種類に大別される。
一つは「艦と運命をともにする。」
もう一つは「再起を期して艦から退去する」である。
どちらを選んでも「現実を認識した上での判断」である。
部下が「ひっぱたいて失神させ、退艦させるか、マストに括り付けて無理矢理に艦と運命をともにさせるか」とは「本質的に違う」のである。
そこには「自由意志による選択」という判断がなされている。
戦えば「勝敗」は必然的に訪れる。
敗北というのは時の流れの中での一つのイベントである。
そのイベントに対して、どのような対処を判断するのかは、自由意志の選択となる。
それが、なされているのなら「摂政」状況ではない。
摂政を超えた状況とは、「天皇の判断」を無視して「議会が、勝手に判断をしているような状況」であろう。天皇が徹底抗戦を求めているのに「勝手に降伏」してしまうような状況である。
当時は違う。